2024年8月9日金曜日

ドライブルーベリー

ブルーベリーは夏の季節限定の贅沢な味覚だ。生で食べるとビタミンCやアントシアニンなど豊富な栄養素を存分に堪能できると聞く。ただどうにも旬が短いのが難点ではある。
旬の時期にブルーベリーをたくさん摘んで新鮮なうちに冷凍しておけば一年中楽しめるので、実践されている方も多かろう。
我が家では今年もまた大量のブルーベリーを摘んで保存し、リピーターさんからの需要に備えている。


一般的に食品の長期保存手段としては乾燥させる(この場合はドライフルーツ化する)方法がある。
ブルーベリーは生食か冷凍保存があまりに一般的でかつ簡便なため、わざわざドライ加工する意味は無いように思う。

今回、冷凍保存用に袋詰して余ったものを、この連日の猛暑日の天日の下、乾燥させてみた。

写真の下側(手前)の網が2日間干したもの。上側(奥)は1日干したものだ。
食してみた。
結論から言うと、2日間干すと干からび過ぎてカチカチに固くなる。固さを我慢して噛み進めるとやがてブルーベリー味が滲み出てはくる。確かに味が濃縮された感はあるが劇的に濃くなっているとまでは言えない。食感が悪すぎる。なのであまり完全ドライ化のメリットは感じられないというのが結論。
一方で、1日干したものは適度な柔らかさをキープしていているし濃縮感が程よく感じられて美味い。酸味が少なくなり甘味が引き立ち強まる。干しぶどうに似ている。新しい発見だ。これはこれで新たな食材だろう。ただ水分が抜け切れてないので長期間の常温保存は無理かも知れない。この状態での冷凍保存はいけるだろうと思う。

でもやはり、いずれにせよわざわざ干すひと手間をかけるほどのメリットがあるとは思えない。シイタケのように日光に当てると栄養価がぐんと高まるようなことは無いのかしらね?それなら頑張るんだけど。

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