いままで自宅になかったからか、咲いていてもさして気にせず通り過ぎていたのだろう。
11月に咲く花ではなかなか映える姿の花だ。
だが、悲しいかな、霜にたいへんに弱い植物。霜に当たるといっぺんに花びらと葉が萎れる。
薄紫の花弁は茶色に変色するし、葉っぱは黒く縮れたようになり、無残な姿に激変する。
この辺りでは11月末から霜が降りはじめ、我が家の皇帝ダリアは花の時期が終わってしまった。
すっかり萎れた皇帝ダリアの花と葉 |
ところが、大宮市街地に入るとまだ皇帝ダリアは咲き続けている。ここから3~4キロ程度南にあるのだが、まだ霜が降りていないようだ。ちょっとした距離と地形で斯くも気象が変わるが、どうやら八田坂あたりがその境目らしい。
大宮市街地と東野地区でもこれだけ違うのであるから、ましてや気象データを計測しているアメダス機器がある上小瀬地区はさらに5キロほど北西の山間部であるため、差は大きい。
気象予報の時間に常陸大宮としての気温が発表されると、実感温度よりはやはり1~2度は低い気がする。大部分の当地区地元住民はそのあたりを差し引いて数値を聞いている。
氷は毎日張っている |
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