NHKでも中継があった。
天気も良い日曜日。大混雑は予想されたが、思い切って出かけてみた。
安達太良SAから眺められる安達太良山 山の白雪と桜のピンクと青空(と足元の草の緑)が見事なコントラストである |
さすがに晴天で見ごろとなった日曜日である。1000台入るという駐車場も満杯で空きを探すのも一苦労だったし、シャトルバスに乗るのも大行列だった。
約400人の行列だが10分ほどで乗車できた。 乗車代金は環境整備協力金という名目で300円(往復)支払う |
5年前に同じように混雑のピーク日に訪れたことがあるのだが、今日ほどはスムーズでなかったように思う。
桜のピンクだけでなく、レンギョウの黄色、ボケの赤、サンシュユの薄黄色、デショウジョウの赤い新芽、ハクモクレンの白、ハナモモの濃いピンク、麓の畑に広がる菜の花の黄色・・が織りなす色の絨毯はまさに圧巻だ。
秋山庄太郎氏が『福島に桃源郷あり』と称えたのが良く解る。
登山口に立つ石碑 |
いくつもの桜のトンネルをくぐる。老若男女、多くの人がカメラにその姿を納めている。
どの顔もみな笑顔で、実にいい。
これだけの花が揃い、美しいものを観た時にひとは素直にこのような顔つきになるのだろう。
途中の至る所から、眼下に桜、借景として福島市街地と西にそびえる雪が残る吾妻連峰が眺められる。まさに絶景である。
(福島市民が楽しみにしている有名な吾妻山の『雪うさぎ』も確認できた。この雪形の出現は福島民報でも紹介されるほどだ)
山頂の東屋からの眺め |
元はこのような山に、桜や桃を花卉生産業のために植えたことから始まったという。とにかく花卉を植え手入れしてゆけば、10年単位での時間は必要だがこのようになるという一つのお手本である。
5年前に初めてこの地を訪れた時に思ったのは、茨城の我が家の山でもできるんじゃないかな、ということだったが、今回もその感を強くした。
花見山を作る決意を再度新たに。
我が家の山も整備開始以来3年経ち、次第にきれいになりつつある。
ある程度整った場所には桜の苗木を植え、100本ほど植えたことになる。
まだ若木であまり花は多くはないが、今年も皆花を咲かせている。
ふと10年後、20年後を想った。。
こうなると山作業もまたさらに楽しみとなる。
この福島の感動を茨城・玉川村でも、が密かな願いだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿