ウメモドキは秋になると赤い実を付ける植物。初冬に葉っぱが落ちたあとも赤い実は枝についたままなので目立つし、絵になる。なので庭木にしたり盆栽にしたりと人々に好まれている。この赤い実の木のイメージが強いだろう。
一般的なウメモドキノ認識はたぶんこんなものではないか。
だがミツバチ愛好家にとっては、いまの花の時期も無視できないとても大切な木だ。ミツバチが大好きな花なのである。どうやら半端なく好きらしくて、驚くほど群がり寄る。木の近くに立つとその羽音にびっくりさせられるのである。今日のウメモドキもミツバチで大賑わいである。
ちょっとその様子を聞いてみて欲しい。⇒ Youtube ウメモドキの花に群がるミツバチ
このようなミツバチの好む花が咲く木が、野山に多数自生しているうえ、田舎の多くの家の庭にもごく普通に植わっている。
4月の多種多様な花の最盛期を過ぎてなお、これだけの樹木の花がミツバチを誘うのである。年間を通じて、花の量の多寡・増減はあるにしても完全に花が途切れることはない。
ミツバチ生息地としてはこれほどの適地はあるまいに。
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