2018年6月11日月曜日

有害鳥獣被害防止対策設備 イノシシのワナ

近年、イノシシが増加していて田んぼ畑どころか人家の庭まで出没し、土をほじくり返したり、作物を荒らしている。頭が痛い。

自治体としても看過できず、「常陸大宮市有害鳥獣捕獲隊」なる組織を作って捕獲を進めている。あるいはまた狩猟免許取得に当たって助成金を出しハンターを増やす努力や、有害鳥獣被害防止対策設備を購入する際の補助金を出したりもしている。
このような各種対策を講じてはいるが、なかなか追い付かないのが実状だ。

そりゃそうだろう、なんたって生息エリアの山林は広大すぎるし、どんな藪だろうと急斜面の山だろうと楽に、自由に走り回るヤツラである。
昔のような手入れが行き届いた山ではなくなっているので、餌も豊富にあり天敵もいない「楽園」に違いない。
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先日、常陸大宮市が設置したイノシシ捕獲檻を見た。
場所は山方地区西野内の道路脇。
すぐ近くには特別養護老人ホームがあり人家も多く車の往来も頻繁な場所だ。こんな場所でもイノシシの獣道になっているのだろう。


檻の奥のほうには誘き寄せる餌として、しなびたり半分腐っていたり、芽が出ているようないしこいジャガイモが大量に置いてある。
誘き寄せる為の餌のジャガイモがたくさん置かれている
捕獲できると良い。

このタイプの大型獣用箱わなは10万円ほどするようだ。̪市からの補助金は上限3万であるので実質7万円。個人で設置するには大きな出費だ。捕獲できてしまった後の処分のこともある。やっぱり手が出せない。

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