2016年5月2日月曜日

レンゲ畑は幻想

昨年秋に、ミツバチのためにとの熱い思いでレンゲの種を撒いた。
春にはレンゲで一面が覆われることを想像しながらせっせと畑を耕し、種を撒いたのだった。
やっとレンゲの季節が到来し、一面花に覆われるはずだったが結果は下の写真だ。
なんとも寂しいレンゲ(種子原産地 China)
できるだけたくさんの花が収まるように撮ってみてもこれが限度
上の写真と同じ畑
発芽率は極めて悪くて10%以下であろう。なんともガッカリで散々な結果となった。雑草の方が多いくらいだ。撒き時期・方法は一般的な手順に従っている。決定的な瑕疵はないと思う。
違う場所にも蒔いたのだが同じような結果だったので、この畑に起因する要因ではない。

そもそもレンゲは土地をあまり選ばない、やたら強い植物であり、種さえ地面に落ちれば踏まれても芽を出し花が咲く植物のはずだ。

買い求めたレンゲの種は原産国がC国だったのだが、原因はこれかもしれぬ。そういえば袋には発芽率75%以上と書いてあったと記憶する。こうなってくると全てが怪しい。なにかと問題の多いC国(あるいはC国の製品)である。全てが悪いわけではなかろうが、まったくもってこの種はいただけなかった。

いずれにしてもパラパラしか咲かいていないレンゲ畑にはミツバチは来ない。
                                           
一方、次のレンゲ写真は巣箱を置かせていただいている近所のKさん宅のレンゲである。
Kさんの嫁いでいるお嬢さんが、ミツバチを楽しみにしている老いたご両親のために、といって自ら種を買い求めて畑に撒いてくれていたものだ。(なんとも親思いのやさしい娘さんだ。)
彼女に聞いて確認したところ、種は『日本産』だそうだ。
見事に咲き揃ったレンゲ(種子原産地 日本)
やはり多少高価であっても日本産のものを使うべき・・が今回の学習である。

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