発芽してうっすらと各所に緑色が確認できる。こうやって生えてきた姿をみると撒き方にずいぶんとバラツキがあったことがよく判るが、まあ良い。育てば良しとしたい。
全体的に少しずつ芽が出ているが、固まって生えている場所も多い ちょうど水郡線・上り列車が通過した |
この畑の持ち主のKさんは、犬の散歩がてらに巣箱のミツバチの出入りを眺めるのと、この畑に立寄って生育状況を見るのが愉しみになっているとのこと。図らずも高齢者にとっての愉しみと散歩の励み、運動する動機付けを提供したようだ。
Kさんに関わるウレシい話が2つ。
まずはKさんの娘さん(幼なじみだ)のこと。
他所に嫁いで久しいが、レンゲ種を畑に撒いた話を聞いて、自らレンゲの種を買い求めてきてKさん宅横の畑にも少量ではあるが播種したんだとか。彼女もミツバチ巣箱設置については大変協力的で良き理解者。小生は助かっている。
きっと実家を訪れるたびに、手入れされなくなってきている屋敷畑を見ていて寂しく思っていたのかもしれない。あるいは彼女なりに少しでもミツバチが喜んでくれるようにという思いかも知れないし、老いた父母が(花やミツバチを見て)喜ぶ姿を見たいからなのかもしれない。
人間は分かりやすい目的があると(出来ると)行動がしやすくなるものだ。
そしてもう一つ。
Kさんの親類であるSバアちゃんはすぐ近くにお住まいである。Kさん宅ではしばしばSバアちゃんと顔を合わせて一緒に茶飲み話をする。小生も昔から顔見知りのバアちゃんだ。
先日、このバアちゃんから『うぢなんかはどうなんだっぺ?よぐねぇのげぇ?』(我が家のある場所は、ミツバチの巣箱を置くにはどうなんでしょう、適していないのでしょうか? 良くない所なのですか?)と聞かれた。Kさんご夫婦が楽しげにミツバチのこと・巣箱のことを語るのを見て、我が家にもどうか、との打診・お誘いである。
Sバアちゃんの家・敷地は北側に山を背負った見晴らしの良い高台。巣箱を置かせてもらうには適した場所で、密かに狙っていた場所である。我が家・Kさん宅と適度な間隔を空けて巣箱を置ける、願ってもないベストロケーション。すぐさま設置を約束をした。
Kさんご一家・一族を巻き込んでのミツバチ談義。次第に関心が広がってきた感がある。まだまだ広がる予感もする。
0 件のコメント:
コメントを投稿