2015年10月7日水曜日

イモ洗い棒 at さとみ農産物直売所

これから迎えるサトイモの収穫時期を前にして、サトイモ洗いの必需品である『イモ洗い棒』を売っている場所を見つけた。
常陸太田市の里美で国道349号線沿いにある『さとみ生産物直売所』だ。
(⇒場所はここ)

たまたまこの直売所に立ち寄って、店内を見て回っていて偶然見つけた。



当サイズでは1500円。
このような形状の松の木を探して(実はこれが一番大変なはず)、キレイに削って、店頭に並べて・・で1500円はあまりに廉価すぎるような気がする。であるが昨今このような道具にどれだけ需要があるだろう? スーパーでキレイで形の良いサトイモが容易に手に入る時代だし。
でも求める人あらば作る人あり、なのだろう。
かくいう小生もイモ洗い棒は自作して持っている(⇒過去ブログ2012/11/28)ので、わざわざ購入する必要はないのだが。
ではあるが、予期せぬ出会いについ手ってしみじみと眺めてしまった次第だ。
                 
この直売所は小さいながら食堂を併設している。

けんちん蕎麦を食べてみた。(以下は個人的な評価)
具はしっかりと煮込まれていて味が染み込んでいる。大根・ニンジンなどは口中でホロリと溶けるほどだ。サトイモのホクホク具合も格別で申し分なし。よく見るとイモガラ(サトイモの茎を干したもの)も細かく刻まれ具に加わっている。自己主張せず他の具と見事に調和している。
上には刻んだ長ネギを乗せてあるのだが、個人的には、この分量が多すぎず少なすぎずで非常に良い具合だ。欲を言えば、刻んだ柚子皮片(解凍もので可だ)を少し脇に添えてあったらベスト。暖かい麺類には柚子の皮は最適だ。
これら多様な具材は、メインの蕎麦にしっかりと絡んでいて、醸し出すハーモニーはまさにA級グルメ。茨城の誇るソウルフードにふさわしい逸品だ。
ほんの少しのご飯と漬物が付いてくるのも(オジサンには)うれしい。
けんちんそば(850円)
さらに、サービスで『里美ヨーグルト』が付いてきた(写真右上の紙コップ)。
甘過ぎず、酸味もほど良い。ねっとりとして濃い味わいのヨーグルトだ。

直売所の外にある棟ではジェラートの販売も行っていて、行列ができている。
買い求める客がずっと途切れないので、たいそう人気のあるスポットのようだ。
次回は挑戦したい。
                 
閑話休題。
サツマイモの収穫は終わった。サトイモの収穫まであと少しある。
根菜類の収穫はなんとも楽しい。収穫の喜び、っていうのを身体で味わえる。

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