水がないと、まずは田植えの前段階としての代掻きができない。
なんとかこぼれ水を集めたり、川から汲み上げたりしながら代掻きをしている農家が多いが、とりあえず代掻きしたものの苗を植えられずにいる家もある。
さらには、田植えを強行したとてもその後の水の供給が続かないと、植えた苗が枯れてしまう。
なんとも切実な問題である。
天候次第の生業であり、空を見上げてはため息をつく。
自然の地形に沿った小さな田んぼばかり。 このような場所では田植え機は2条植えが最適である。 |
いくつもに分散している田んぼのうち、どうにか残すはずっと山あいの奥にあるたんぼ一枚だけとなった。
この田んぼは、水源に乏しい場所で水の管理には昔から苦労している。
週間天気予報でもこの先まとまった雨が期待できない。
当面代掻きも田植えもできそうもない。早く雨が降ってほしいと切に祈る日々だ。
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