かつてこのブログで、今時の若い女性たちが農業と関わる例として『山形ガールズ農場』や『晴れ ときどきファーム』について触れたことがある。
・2012/06/15ブログ
・2012/06/10ブログ
片や本格農業に気合いを入れて取り組む若い女子だけの農場(=山形ガールズ農場)であり、他方は週末だけの農業もどきプチ体験(=晴れときどきファーム)であり、その関わり度合いには大きな差はあるが、共通しているのは都会にはない自然とのふれあいであったり食の安全・安心についての関心であったり、あるいは食料自給率に対する危機感ではないだろうか。
いずれにしても、そこで得られるのは消費するだけの都会の生活では決して味わえない充実感だろう。一時的なブームなのかも知れないが、現代人はみんながどこかで憧れに近い『農』への回帰願望を抱いている証拠だろう。
先の2つは両極端の例だが、このようにいろいろなアプローチの仕方があって良いと思う。
最近見つけたHPで『SATOYAMA movement 〜里山へ行こう』と題して『地域(里山)の景観と暮らしをお洒落に格好よく変えよう!』という運動を知った。
どちらかというと『晴れときどきファーム』に近い娘さんたち(晴れ・・より格段に若いお嬢さんたちだ)によるカワイイ系のアプローチであるが、まあそれはどうでも良い。
・HPはこちら ⇨ SATOYAMA movement
『ハロー! SATOYAMAライフ』というTV番組や、Official YouTube Channelまで用意されている。
どうやら主催しているのは芸能プロダクションも手掛ける企業グループ。道理で演出が上手いはずだ。
この分野にも関心を持ち積極的に関わる芸能プロダクション。。なかなかの慧眼と思うが、どうだろうか。
何度も言うように、自然や農と触れ合うに理屈は要らぬし人を誘うに多様なアプローチがあってよい。既定の概念だったり形にとらわれる必要はまったくない。里山を訪れる、そして自然に触れる、そういうきっかけはどんなものであっても大歓迎だ。
この番組も活動もますます盛んになりずっと続くことを期待している。
(実際、YouTubeの動画再生回数は120万回を軽く超えており凄い。余計な心配は要らぬようだ)
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