2013年2月4日月曜日

改正養蜂振興法 施行

改正養蜂振興法なるモノが今年の1月から施行された。

 ⇨ ミツバチを飼育する方へ 茨城県からのお知らせ

今回の改正により、ミツバチを飼う場合には県知事宛に(・・手続き的には農林事務所にだが)飼育届けを出さないといけなくなった。たとえそれが趣味の範囲であってもだ

我がファームで昨年から始めた、全く趣味の域を出ないミツバチ飼育とハチミツの採取である。
だがしかし法は法であり守らねばならぬ。何か言われてから・起こってからでは遅い。
ダンマリを決め込むのも出来るのだろうが、このブログで盛んに取り上げてしまっており公知の事実となってしまっているので、届けを出さぬ訳にはいかぬ。
法令遵守・コンプライアンスは大切なこと。
簡単な手続きのようなので、遺漏なくやっておきたいと思う。

県ではこの届けは毎年1月末日までに出すことを求めているようだ。
2月になってしまい遅くなったが、これ以上、いたずらに提出を遅らせる意味もない。
ダラダラと出さないで気にしているよりは当然ながら精神的にも良い。
ということで、さっそく届けを出しに出かけた。
みつばち飼育届け
常陸大宮市を管轄する県北農林事務所は隣の常陸太田市にある。
受付してくれた担当者にいろいろ話を伺った。
県北部の管轄エリアで届けが出ているのは約30人程。1000を超える群を擁している方は2人(種類はセイヨウミツバチ。業としている人だ)、他は1〜5群程だそうだ。この規模だからほとんどが趣味だろう。
同好の士はもっと多いのかと思ったが意外に少ないので驚いた。
(ただ、届けを出していない人も多いだろう。担当者も『どのようにしてこの届けが必要と知ったのか?』と質問してきたほどだ。やはり徹底は難しいか。)

         

我がファームでは、現状巣箱一箱にしかミツバチが入っていない。
⇨ 一昨年の春、東日本大震災の3日前に巣箱を2箱設置した。そのうちの一箱に昨年5月にミツバチが入った。このミツバチの入居に際してはミツバチ分蜂群誘導板は使用していない。

(密かな野望としてだが)これからミツバチを大幅に増やす計画でいる。
巣箱は増設する4箱が既に完成しているので、今後6箱態勢でミツバチを捕獲・飼育する予定だ。
これらのうち追加で1箱でも2箱でも新たにミツバチが入ってくれれば大成功である。
飼育届けには、飼育計画として群数2と(控えめに)記入しておいた。

ミツバチが巣を分ける分蜂が春から始まる。この新居を求めるミツバチを捕まえるための分蜂集合板も4枚作った。
杉皮を貼付け蜜蝋をしっかりと塗り込んだものだ。
キンリョウヘンというミツバチが好む蘭も、株分けして温室内で養生中だ。

このように、準備は万端である。
あとは今月末あたりにこれらを設置し、ミツバチ捕獲あるのみだ。
既に営巣している一箱のミツバチ達には、更なる活動でハチミツをたんと蓄えてもらう。
頼むぞ、ミツバチ達。。

2 件のコメント:

  1. 懐かしい里の山 雑木の山ですね 池には蛙が卵を産み 赤腹も 山から水が浸み出すと 待ちに待った春がきますね 蜜蜂の飼育と 山芋の記録 楽しみにしています

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  2. コメントありがとうございます。
    恵まれた田舎の自然環境で出合う様々な出来事をダラダラと綴っています。
    今年もミツバチに関する話題は多くなりそうです。
    今後もお読み戴ければ嬉しく存じます。
    引き続きよろしくお願いします。

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