籾殻上霜降之図 |
まるで雪が降ったかのよう。
あたりの朝の空気は頬をさすように冷たく、凛と張り詰めている。
きりっと冷え込んだ寒い日の朝、日が高くなるまでの短時間しか見られない光景だ。
1月はほぼ毎日、2月は半ば過ぎても、まだときおりこんな光景が見られる茨城県北部。
天気予報では県庁所在地・水戸の予想最低気温が表示されるが、常陸大宮は水戸に比べて2~3℃低いことが多い。
それだけ内陸部、いや、人家・コンクリートの少ない田舎ということだろう。
(水戸は街中の気象台、常陸大宮は山の中に位置する上小瀬がアメダス観測地点だ)
この霜の姿が消えてなくなる時分まで、外での作業は待つことにしている。
二十四節季の雨水を過ぎた(2013年は昨日の2月18日)。
昨日も今日もずいぶんと暖かい。
このような霜で真白な朝の風景も次第に回数が減っている。
そしてなによりも、朝の日が差す時間が日ごとに早くなって来ているのを体で感じる毎日だ。
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