2013年1月21日月曜日

ジョウビタキ

14日に降った雪は日陰にまだかなり残っている。
毎日、日中の気温はたいして上がらず、凍てついたまま。
そして今夜(1/21)また雪が降るという予報だ。
日当りが少ない山の斜面はこんなぐあい
ガチガチに凍った雪の斜面は危なくてとても歩けない。
なのでなかなか山仕事に起動が掛からないでいる。

         

周辺を歩いていると、スズメより少し小さい鳥で胸から腹部がオレンジ色の小鳥をしばしば目にする。
人に対する警戒心はあまり無いらしく、かなり傍まで近寄ってくる。
ジョウビタキのオスである。
身近な冬の渡り鳥だ。
ジョウビタキのオス
キッ、キッとも、カッ、カッとも、チッ、チッとも聞こえる短い鳴き声だ。
この鳴き声が、火を付け道具である火打石の打音に似ていることから、火を焚く=>火焚き=>ひたき=>ヒタキ、ということらしい。
(ちなみにジョウは尉という字で、銀髪のこと)

ときどきぴょこんとお辞儀をして尾を震わせる仕草をしたりする。
歩き方もピョコピョコ(←まさにこの表現がぴったりなのである)で、実に愛嬌があり可愛らしい。
名前と姿がちゃんと一致している数少ない、好きな野鳥のひとつだ。

         

近寄る人を見ても遠くまで逃げるでも無し、また飛んで近寄ってくる。
人を観察しているようでもあるし、人が遊ばれているようでもある。

まだしばらくの間、この愛くるしい姿を眺められる。
これだから林の中の作業もまた愉しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿