この簡単な太陽光集熱の仕組みでどれくらいまでボトル缶の水の温度が上がるかを連日調べている。と言っても、自動温度測定・記録装置などあろうはずもないので、時々ふらっと見に行って温度計を見るだけだが。ザル、否、アルミシート製パラボラの傾きと向ける方角をいろいろ試してきた。ここ数日は晴れで良好な実測データが得られ、望ましい形が見えてきた。
要は傾きは南中高度に合わせるのがベスト。茨城の分蜂開始時期の4月中旬は南中高度は約60度で、以降夏至の77度まで少しずつ変化する。厳密でなくてもこの角度に合わせザルを固定すればいい。⇨水戸の南中高度表
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この仕組みそのものもまだ完成品とは考えていないので、黒ボトル缶とカバーのペットボトルに一工夫してみた。やはりちょっとした改良で温度は確実に上がってくる。今日は快晴でも外気は冷たかったが、69℃まで水温が上がったのを確認。温まったボトル缶を外気に晒さないようペットボトルでカバーすることで外気温の影響はほとんど受けなくなり、直射日光さえ一定時間当たれば確実に65℃程度に上がることがわかった。
これだけ上がれば巣くずはドロドロになり蜜蠟が溶け出し、蜜蝋臭の蒸発散を起こすには十分だ。
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この狙い通りの数値を見て、悦に入っている小生である。
いよいよ装置の量産を図ろうと思う。
そうだなぁ、20セットほど作ろうか。
ということで、明日は100均ショップへザルを買いに行こう。 ♪
この装置一式を『Plein soleil Ⅰ型』(太陽がいっぱいⅠ型)と呼ぶことにする。
Ⅱ型はまったく別の目的の物。設計図はまだ頭の中なので後日。
ピンボケで見ずらいが69℃を示している。 (12/14 PM0:30) |
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