茨城県北部では、八溝山頂などの特別な場所からでしか霊峰富士山は見ることができない。同じ茨城県でも南部地域は遠景とはいえ大抵のところで富士山が見えるので、ちょっとうらやましくもある。
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東京のとある友人が自慢げに語ってくれた富士山の話。
彼の住む街は、駅を起点にして市の中心部をまっすぐに貫く幹線道路がある。
そのまっすぐ先の正面に富士山が大きく見えるのだという。駅には『富士見テラス』という富士山を眺める為の特別な場所まであるそうだ。
さらには、冬至を挟んだ数日間は(まさに今日あたり)、その富士見テラスから見える富士山頂にぴたっと合わせたように夕日が落ちるらしく、それはそれは見事な眺望なんだとか。オレンジ色の夕焼け空に富士山の黒いシルエット、ダイヤモンドのごとく輝く夕日が神々しいらしい。YouTubeの映像で見てもその雰囲気は分かる気がする。
よくもまあこのような組み合わせ(富士山に向かって伸びる道路・冬至に山頂に日が沈む)が揃ったものだと感心する。
市のHPに写真が載っている⇒ これ
Youtube ⇒ これ
日常的に富士山が見られる地域に住む人間にとっても、夕焼けに映える富士山の素晴らしい稜線のシルエットと、しかも頂に日が落ちる瞬間のダイヤモンドの輝きは、えも言えぬ感動シーンなのだろう。
おそらく今日も天気は良さそうなので見えているに違いない。悔しく残念だが、常陸大宮市に富士山に勝るものはないな。
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