2017年12月11日月曜日

クルミ割りバサミ

今年は大量にクルミが採れた。昨年の2倍以上の500~600個はあるだろう。いま固い殻を割って中身を取り出す作業をしている。
殻は普通のペンチでも割ることができるが、専用ではないのでやはり使いにくい。力を入れすぎると中身が殻とともに割れてバラバラになる。ある程度の数をペンチで割って作業したのだが、手も痛くなり辛くなってきた。やはりこれだけの数を処理するとなると効率も重視しないといけない。

今回、新潟県燕市にある古澤製作所のクルミ割りバサミを購入した。
ハサミの刃の部分の一方はお椀型(凹型)で実を受けるようになっていて、もう一方が鋭い刃でこれが殻を割る。胡桃の実の縦溝に合わせて刃を当てるといとも簡単にきれいに二つに割れる。やはり専用の道具は機能性が高く、とても使い勝手が良い。これで処理効率は飛躍的に上がった。
燕市は洋食器や刃物の生産で有名だ。職人さんの伝統の技はさすがである。良いものを作っておられる。敬意を表したい。この職人仕様の道具、たいへん気に入ってしまった。
 
本体とは別に身をほじくるための細いヘラまで付いている。憎い。


こうやって殻から取り出したクルミは、高温でローストした後に「玉川里山はちみつ」と合わせて瓶詰する。ナッツはクルミだけになるが『Honey Nuts』だ。
来年には、「玉川里山はちみつ」・「柚子コンフィチュール」とともに店頭に並ぶ予定である。

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