2016年8月1日月曜日

捕食者たち

ミツバチを取り巻く自然環境というのは実に過酷なものだ。
周囲は敵ばかりで、その小さな体・生命を維持してゆくだけでも並大抵のことではない。
食物連鎖は自然界の当然の出来事とはいうものの、ミツバチ飼育者としては心穏やかではない。

野鳥・肉食昆虫など『捕食者』たちが巣箱周辺でミツバチを狙い撃ちする。立場を変えて捕食者視点から見てみると実に賢い効率的な方法で当然の行動だと思う。当たり前だが巣箱周辺は、ハチ密度が特別に高い空間なのだから。彼らにも素晴らしい知恵がある。
オニヤンマやスズメバチが巣箱を周回してミツバチを捕食する。
巣箱の周りに張られる蜘蛛の巣も多く、犠牲になるミツバチもいる。
なんとも多難である。

時々やってくるカマキリも天敵のひとつだ。
ドヤ顔で、ガツガツ、ムシャムシャと喰いやがる。

このような生命を落とすリスク続きのなかで集められるはちみつ。
ゆめゆめおろそかにできない。

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