はちみつの採集体験会は第3回めとなった。
今回は市内から見学者が7名(子供3人、大人4人)お出でになり、盛況な公開採集会だった。
4月24日に捕獲し格納した群れの巣箱から蜜をとった。
糖度は81.6度あり十分。キレイな巣にしっかりと蜜が詰まっていた。
今回も、『巣箱からのはちみつ直舐め』を皆さんに体験してもらった。子供たちは(無論大人たちもだが)目を輝かせて何度も掬っては舐めて、美味しさを実感しているようだった。
主催者としては皆の満足そうな笑顔を見ることができて大変うれしい。
この子供たち、この日に見た巣箱のことや説明してくれたオジサンのことなどはいつか忘れることだろう。だが、黄金色のトロリとした舌ざわりや口いっぱいの甘さ、鼻に抜ける花の香りは『味覚の記憶』として脳の奥底にしっかりと残って、将来なにかの拍子にふっと思い出すことがきっとある。
今日初めて採蜜を見学し蜜を舐めた大人であっても、いままで知らなかっためまいがするような甘さの驚きは強烈なインパクトで、前頭葉を十分に刺激したはずだ。本物が持つチカラだ。
そんな味を幼小に体験できた子供は幸せに違いない。
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