先日、掘ったばかりだというタケノコを親類から頂いた。
さっそく煮つけて食した。今年の初物である。理屈抜きで美味い春の味覚だ。
今日の一品は、さつま揚げとニンジンとの炊き合わせ。タケノコの柔らかな歯触りと口に含んだときの独特の香り。素材同士が主張し過ぎないのがいい。良い素材はシンプルに限る。
近くの竹林から(必要分を)掘りだす→すぐに皮をむき、屋外の竈で釜茹する→新鮮な食材を調理してさっそく夕餉の食卓へ。精神的に豊かで贅沢な食事とは、本来はこんなものではないかと思う。
そして、最近はこのような精進料理的なものが一番身体に合っている様な気がして、実際に腹にしっくりと収まるようになった。
齢を重ねたからだろう。
ありがとうございます、山の神さま。今年も初物を美味しく頂戴いたしました。
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