2015年11月8日日曜日

2015 常陸秋そばフェスティバル里山フェアに行ってきた

昨日、常陸秋そばフェス初日に行ってきた。
今年のパンフ
毎年人気において他を圧倒していた高橋名人の『達磨』が今年は不参加で、どうかなと心配したが全くの杞憂だった。
開始時刻は午前10時にもかかわらず、会場に入った9時20分にはすでに下の写真のような人、人、人。新そばを提供する各店舗には長い行列。昨年よりも人出は多いような気がする。

どうにかお目当ての蕎麦を買い求め、新そばを堪能した。
ケンチン蕎麦は外せない
ザルそばは新そばの香りを楽しめる


今年は4店舗の蕎麦で打ち止めた。これ以上食べると味の微妙な違いが解らなくなる。それに若い時ほど食べられなくなった。
店舗で蕎麦を受け取り、フードコートよろしく中央のテント下のテーブルコーナーで蕎麦をすするわけだが、人出に対してテーブルが少なすぎて『立ち食い蕎麦』を強いられる人が続出だった。
さらにはテーブル間のスペースが狭すぎて、人の出入りが困難な配置。
せっかくの新そばを楽しんでもらうにしてはあまりにお粗末。
こんな具合では今日(11/8)の雨の中では、来場者は堪ったものではないだろう。
次回以降、改善が求められる点だ。

昼時を前に早々に会場を後にしたが、駐車場と会場を往復するシャトルバスは、軒並み満員で次から次へと到着する。この時間から会場入りする人たちはさぞ大変だろう。
やはり、人気ある常陸太田の常陸秋そばフェスは、初日の早い時間に入るに限る。
全く個人的な好きな食べ方だが、最初の二つまみほどの蕎麦は、
そばつゆを付けずに蕎麦だけを口に入れ、30回ほどひたすら噛んで味わう。
次第に蕎麦の甘みが感じられるようになってくる。
それでも飲み込まずに噛み続けると香りが口中にふんわり広がってくる。
この段階まで来ると、つい飲み込みたくなるのだが、そこは我慢して噛み続ける。
すると蕎麦本来のますます甘み・香りが際立ってきて、やたらに美味なのである。
『(蕎麦は)噛まずに飲み込むくらいで、のど越しで味わう』を粋とする輩もいるが、
これは全くの邪道だと思う。本当の味を知らないでいる愚か者であろう。
真に新そばを味わうには、ひたすら噛んで噛んで噛んで、舌で十分に味わうに限る。
蕎麦は完全咀嚼が一番の食べ方であり、のど越しなどではない、というのが小生の考えである。
この食し方では穀物が本来持っている味を味わい尽くせるのである。お勧めである。
天気予報は当たって、今日は一日中雨降りで寒い一日。屋外の催し物は雨が降ると最悪だ。昨日のうちに行っておいて良かった。
新そばを満喫した後、お隣の那珂市瓜連の常福寺の縁日『ろくやさん』に回ってみた。今年は11/7~8が縁日だ。
長くなるので、この話題は次回。

満腹感、充実感に満たされた一日だった。
このようなイベントにちょこっと参加できて、ささやかだが満腹感とともに精神的充実感に満たされる。これがここで生活する良さなんだなぁ。

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