つくりはいたってシンプル。丸太の中心部分をくり抜くだけのものだ。
とはいっても、チェーンソーを上手く扱わないと、なかなかすっぽりとは抜け落ちない。
生木なので割と容易にチェーンソーの歯が食い込む。
ものの20分ほどで貫通した。
これぐらいの太さがないと加工が難しいのではないか、というのが感想である。 |
外径が33cmで内径が25cmほど。ハチの出入り口になる切り込みを少しだけ入れた。
これを切り離した丸太の上に載せて、天井板の蓋をしておしまい。
材料費はタダというのもウレシイ。杉丸太も、竹材も、家周辺からの調達だ。
これだと、入巣した後に上の重箱部分から巣作りをするので、他の巣箱と共通仕様の巣箱の追加も可能だし、採蜜作業自体も容易になる。
形・大きさに決まりがないニホンミツバチの巣箱であり、材料も含めて選択肢は数限りない。そこが面白くもある。
おそらく(有形の)モノづくりに携わる職業人たちは、設計段階をも含めて、この面白さに憑りつかれている人たちなのだろう。わかる気がする。
野生の二ホンミツバチは、天然の木の洞に巣を作るケースも多いようで、このような疑似天然洞の巣箱を作って養蜂を楽しんでいる愛好家も多い。
どうやら、ついに小生もこのタイプの巣箱を作る域に、のめり込んでしまったようだ。
山裾の杉林に置いたハイブリッド型巣箱 後方の杉林にはシイタケ原木が並べてある。 新しい巣箱は周囲の風景に溶け込んでいる(・・・気がしており満足している) |
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