2014年5月15日木曜日

ミツバチに顔を刺される

先日のことだが、不覚にもミツバチに刺されてしまった。
今回はだ。右目の下まぶたあたりである。
巣箱内部の様子を写真に収めるため、底板を外し巣箱に顔を近づけた時だった。
いままで同様の事を何度もしてきており、気持ち的にも無防備で、ちょっと油断した。

ニホンミツバチは滅多に刺さない。
ただ振動に対してはかなり神経質で、巣箱に振動があると途端に襲ってくる。
前回刺された時も巣箱を積み増しする時で、振動を与えた時に腕を刺された。
まあ半袖でそんなことをしていたのも悪いといえば悪い。

ニホンミツバチは毒性としては弱いのだろうが、今回は神経が敏感な顔だったことから上まぶた下まぶた共にパンパンに腫れあがった。顔の右半分が腫れて視界がほぼ塞がれてしまった。
このまぶたが腫れたという姿は、お岩さんというよりもボクシングで15R戦って顔面パンチを何度も浴びたボクサーのような顔。折角のハンサム顔も台無しである。ひと様に合せられる顔ではないので、どこへも出かけず周囲の草刈りに没頭した。
その際の画像などはわざわざ残すこともあるまいと、自撮りはしていない。
代わりに腕を刺された時の腫れた映像を。
あまりよく判らないが上の方がほんのり赤い。痛くはない。
一番酷く腫れていた翌日の状態である。腕だとこの程度の腫れだ。
範囲は、広い部分が15cm、狭い方が10cm程の楕円形
刺された本人としては、多少気持ちは悪いものの、目の周辺が多少熱を持っている程度のことであり、ズキズキと痛いこともなく、辛いということではない。
だが、傍から見ると重大な事態になっているように見えるらしく、家人の心配は大変なものであった。

刺されてすぐに傷口に指を当てて針を探し、抜いた。
なんとも小さな針だ。
ニホンミツバチの針
刺されてもミツバチに対する怒りはまったくない。むしろ騒がせてしまって申し訳ないという思いだ。
それに、可哀そうなことに刺したミツバチは死んでしまう
(これはミツバチに限った話らしく、ススメバチは何度でも刺すとのことだ)
まさに決死の特攻だった訳だ。可哀想なことをしてしまったという悔いが残る。
次回からは気をつけるからな。。許せよ。。

今回も特に病院にも行かず薬も塗らずに(通常通り、酒も飲んだし入浴もして)過ごし、丸2日経過してやっと人前に出られる元の顔に戻った。(丸2日で完全に腫れは引く。この対処方法が良いのかどうかは分からない。念のため。)

こんな事件があっても、可愛いミツバチを日がな一日眺めては悦に入っている吾である。
ミツバチに魅せられたというよりも、とり憑かれたというべき病的な態である。

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