2014年5月13日火曜日

ウシガエル

我が家の近くにある池の様子である。
水深は深いところでも50センチほど。周囲にはショウブやらガマ、アシが生い茂り、動物たちの格好の生息地になっている。ヒシクイなのかカモなのかは定かではないが、水鳥も棲みついている。

この池の水面に何やら黒い影がいくつも見える。

魚影などではない。
もっと近づいて写したものがこれ。(人の気配を察知するとすぐに潜ってしまう)
これでもあまりよく解らないだろうから、さらにクローズアップしたものがこれ。

そう、ウシガエル(食用ガエル)のオタマジャクシである。
足が生えてきているのもいる。
体長は7~8センチはあろうという大物揃いである。
オタマジャクシもあまりに巨大だと気持ち悪い。それも大量に生息しているとなるとなおさらだ。
成体のウシガエルの姿も同様であまり好きな部類ではない。
(昔に一度だけ食したことがある。鶏肉のササミに似ていて淡白な味だったと記憶している)。

これらのオタマジャクシがすべてが生体になれるとは限らない。天敵も多いからだ。
この池にはゴイサギ、アオサギ、コサギがしばしば飛来している。
狭い池に食べ応えがあるオタマジャクシがこれだけいるとなると、格好のえさ場なのだろう。

とはいうものの、数が数だけに生き残るものも多く、毎年夏の夜は牛の鳴き声のオンパレード。鳴き声はこちら
これも豊かな自然が残る証拠である。

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