2014年4月13日日曜日

福島・花見山へ

茨城の桜は盛りを過ぎた感があるが、いま福島市の『花見山』が一番の見ごろを迎えているという。
NHKでも中継があった。
天気も良い日曜日。大混雑は予想されたが、思い切って出かけてみた。
         
東北自動車道を経て福島市内へ。途中の安達太良SAでの休憩を入れても3時間ほどである。

安達太良SAから眺められる安達太良山
山の白雪と桜のピンクと青空(と足元の草の緑)が見事なコントラストである
現地はマイカーの乗入れが規制されているので、花見山からは遠く離れた河川敷の臨時駐車場からシャトルバスに乗り現地に向かうことになっている。
さすがに晴天で見ごろとなった日曜日である。1000台入るという駐車場も満杯で空きを探すのも一苦労だったし、シャトルバスに乗るのも大行列だった。

約400人の行列だが10分ほどで乗車できた。
乗車代金は環境整備協力金という名目で300円(往復)支払う
ただ、運営が実に良くできており、ストレスなくスムーズに花見山までたどり着くことができた。
5年前に同じように混雑のピーク日に訪れたことがあるのだが、今日ほどはスムーズでなかったように思う。

桜のピンクだけでなく、レンギョウの黄色、ボケの赤、サンシュユの薄黄色、デショウジョウの赤い新芽、ハクモクレンの白、ハナモモの濃いピンク、麓の畑に広がる菜の花の黄色・・が織りなす色の絨毯はまさに圧巻だ。
秋山庄太郎氏が『福島に桃源郷あり』と称えたのが良く解る。

登山口に立つ石碑
この登山口から60分健脚コースで山頂まで。
いくつもの桜のトンネルをくぐる。老若男女、多くの人がカメラにその姿を納めている。
どの顔もみな笑顔で、実にいい。
これだけの花が揃い、美しいものを観た時にひとは素直にこのような顔つきになるのだろう。

途中の至る所から、眼下に桜、借景として福島市街地と西にそびえる雪が残る吾妻連峰が眺められる。まさに絶景である。
(福島市民が楽しみにしている有名な吾妻山の『雪うさぎ』も確認できた。この雪形の出現は福島民報でも紹介されるほどだ)
山頂の東屋からの眺め
帰りのシャトルバスも大混雑であったが、心地よい感動のせいでさほど苦にはならない。
         
花見山はこの山周辺の一帯だけが見事に花で覆われているが、外れると何の変哲もない普通の雑木林である。
元はこのような山に、桜や桃を花卉生産業のために植えたことから始まったという。とにかく花卉を植え手入れしてゆけば、10年単位での時間は必要だがこのようになるという一つのお手本である。
5年前に初めてこの地を訪れた時に思ったのは、茨城の我が家の山でもできるんじゃないかな、ということだったが、今回もその感を強くした。
花見山を作る決意を再度新たに。

我が家の山も整備開始以来3年経ち、次第にきれいになりつつある。
ある程度整った場所には桜の苗木を植え、100本ほど植えたことになる。
まだ若木であまり花は多くはないが、今年も皆花を咲かせている。
ふと10年後、20年後を想った。。
こうなると山作業もまたさらに楽しみとなる。
この福島の感動を茨城・玉川村でも、が密かな願いだ。

2014年4月11日金曜日

初物 タケノコを掘る・食す

今年もまた、出始めたタケノコを掘りに来ないかと従兄から連絡があった。
さっそく出かけた。
市内・山方の館(たて)地区にある母の実家の裏山には孟宗竹の林が広がっている。
この林でのタケノコ掘りはここ数年の恒例行事だ。

いまのような出始めの時季のタケノコは、地表にその先端をほとんど出していない。
竹の葉の枯れ落ち葉を、靴底で擦るようにして歩くと僅かにツンと硬い突起に当たる時がある。
石ころかもしれないが、そのあたりの落ち葉・枯れ草をそっと取り除くと、ちょっぴり姿を現す。

タケノコ掘り専用に鍛造してもらったという特注の鍬て周囲を丁寧に掘り進める。
ある程度掘ったら、あとはいっきに底部に切り込みを入れ掘り上げる。

大きさも重さも、なんともいい感じ
場所が場所だけに、竹の根が地中に張り巡らされていたりするので、なかなかすんなりとは掘り上げることはできない。
30分ほどで、大小8本を掘り上げた。

8本ものタケノコは、さすがに我が家だけでは食べきれない。
知り合いにおすそ分けしたところ、大変に喜ばれた。
大抵の人にとっては恐らくは初物に違いない。

昼に掘ってその夕餉に上った走りタケノコ。なんとまあ贅沢であることか。
         
この竹林がある山は、高館山と言い佐竹氏の支城である『山方城』の詰めの城の遺構が山頂付近にある場所である。
タケノコを掘る前に、その場所を散策してきた。
急峻な山の尾根部分に城址がある
急峻な山頂に城が築かれている様子は、かつて訪ねた常陸太田市の要害山・国安城と大変似ている。恐らく同じような時期に築かれたものだろう。

あれこれ感慨に耽りながら林を歩き、急な坂道を幾度も降りた。
これらの幾つもの郭(くるわ)跡を経て、密蔵院という麓の寺の境内に降りた。

寺にほど近い山方城址に建てられている『御城展望台』も訪ねた。
天守閣もどきの展望台であるが、眼下に広がる久慈川と満開の桜は素晴らしい眺めである。
久慈川のゆったりとした流れと山方の町並みが眼下に広がる
桜も満開である
かつてここの館に居住した佐竹氏の家臣・山方氏もまたこの風景を眺めたことであろう。
         
今日は、初物のタケノコを自ら掘り食して堪能。佐竹氏関連の城址を2カ所も訪ね歩いて満開の桜と久慈川を眺めて堪能。目も舌も大満足である。
欲張りな一日であった。

2014年4月9日水曜日

茨城新聞(4/6) SL記事

先日の4/6の茨城新聞のトップ記事は『水郡線 12月にC61』であった。
先日の大宮新聞で知ったSL運行だが、詳細が広報されたようだ。

今回は高崎に保存してあるC61型を運転するようだ。

試運転を含めて8日間走るとのこと。
熱烈な鉄ファンの気持ちも解らぬではないが、お互いのために良識ある行動を願いたいものだ。
・・今からはや心配している。

2014年4月8日火曜日

稲籾を蒔いた

天皇陛下も毎年自ら稲の種をまき、田植えをし、稲刈りをなされる。
今年度の稲の種まきは本日(4/8)なされたとニュース報道された。

我が家の種まきは4/4。

トレイに専用の土を敷き、種をまき、さらにまた土を被せる

均等に種籾が蒔かれるように便利な道具がある
 
ビニール温室で保温シートで覆って育苗する
 まだ5日ほどしかたっていないのでまだ土から芽はほとんど出ていないが、ひとつふたつは確認できる。
極端に暖かい日、寒い日があるのでこまめに扉や脇のビニールをを開け閉めして室内温度を調節する。
4/8現在
手を掛けただけ米は美味くなる。

2014年4月5日土曜日

リフォーム・・修繕・外壁塗り替え

我が家には(ミツバチ向けの)高層マンションが6棟ある。
建設以来、自然界の風雨にさらされ続けてきた。

完全に空き家になっているので、少しでも腐蝕を遅らせるべく、遅きに逸した感はあるが外装を防腐処理することにした。
いままではスギ板の白地のままであり、薄らと汚れてくすんだ灰色になっていた。
毎日の紫外線・雨風・埃は過酷である。

このスギ板の箱に、新たに買い求めたガスバーナー(ガストーチと呼ぶ。大体こんなものは他に利用する機会はそうそうない。ミツバチの巣箱の焦げ目付けのためだけに買ったようなもの。熱病に罹った人の行動には理解し難いものがある)で焦げ目をつけた。


このようにしておくと表面が少しだけ炭化して腐蝕を防いでくれる。
防腐の効果もさることながら、元の白い板が汚れているのよりはずっとミテクレは良い。
一段と高級感溢れる蜂マンションではないか。
ミツバチにとってはあまり関係はないだろうが、小生にとってはなかなかのお気に入りである。
Before
After
あとはこの巣に入ってくれるのを待つだけだ。

2014年4月3日木曜日

キンリョウヘンよ 再び・・

一昨年買い求めた蘭・キンリョウヘンはニホンミツバチの分蜂時期にちょうど開花してくれて、蜂の巣箱への招き入れに大切な役割を果たしてくれた。
その秋に、株分けしたまでは良かったのだが、その後の管理が悪かったようで3つに分けたうち、1株は枯れてしまった。残った2株は枯れてはいないものの昨年の春には花を付けることはなかった。
さて、今年である。
開花を心待ちにしているのだが、株の根元を目を凝らして探しても花芽は見つからない。どうやら今年も花が咲かない可能性が高い。
おととしの春に買って株分けしたキンリョウヘン
花芽が出てきていない
このままではミツバチ捕獲の夢がまた遠のく。

というわけで、花芽の付いているキンリョウヘンを求めに市内の大型園芸店「神永園芸」に出かけた。一昨年もここで買い求めた。
今年も専用コーナーが開設されており30~40鉢のキンリョウヘンが並べられている。これを見ると確かに愛好者はいるようだ。

数多く並べられてはいても花芽が付いているものはほとんどなかった(既に買われてしまったようだ)。
片っ端から手に取り調べて、何とか2鉢を見つけ入手できた。
購入した花芽が顔を出しているキンリョウヘン。
値段は花芽が付いていないもののほぼ倍である。
これらをあとひと月、大切に温度管理して分蜂時期に合わせて開花させたい。
だが、これとて咲くかどうかの不安もある。
咲いたとしても時期が合うかどうか。
さらに時期を合わせられたとしてもミツバチを捕獲できるとは限らない。

とにかく不確定要素が多いミツバチ捕獲作業である。困難が故にチャレンジする甲斐もあろうかというもの。
これらを行うことで、ただただ蜂誘導の可能性を高めたいとの思いなのだが、傍から見たら滑稽に違いない。でもしかしこの過程もこれはこれで楽しいのである。
この時期の捕獲を逃すとチャンスはまた来年となってしまうのだから必死にならざるを得ない。

我が家のニホンミツバチの巣がスズメバチに襲撃され、一群全滅したのは昨年9月。
ミツバチ不在の空白期間が半年過ぎた。今さらながら寂しさを実感している。
今回捕獲できなかったら、さらにあと1年間の不在は耐えられない。。寂しすぎる。(来年捕獲できるという保証もないが)。
ここは何とか頑張らないと・・・・。もはや猶予時間はない。たいそう値の張る蘭だが致し方ない。
・・・と、なんとも哀しきミツバチ中毒・・・Beeholicオヤジ(=A Oyaji with a compulsive interest in bee)がここにいる。

2014年4月1日火曜日

すべて世は事もなし。

春の朝 Robert Browning 上田敏翻訳

 時は春、 
 日は朝(あした)、 
 朝は七時、 
 片岡に露みちて、 
 蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
 揚雲雀(あげひばり)なのりいで、 
 神、そらに知ろしめす。 
 すべて世は事もなし。


海潮音(上田敏訳詩集)より

常陸大宮市東野の、なにごともなく平穏な春の日の風景。。
市内でもソメイヨシノが開花した。

静かな2014年度の開始である。
花にはミツバチが群がり、受粉し実が生る。
まさに、神そらに知ろしめす ではないか。
今日も、ことも無しで、平穏無事である。何よりである。