2016年1月1日金曜日

酒かす漬け

2016年は、昨年11月にNHKためしてガッテンで紹介された『酒かす漬け』のマシュマロ編からスタート。
わざわざ材料の酒かすを買い求めてするほどのことはないが、甘酒にしても酒かすがまだ残ったのでちょいと試してみた。番組中では、街中の試食者もゲストコメンテイターも驚き、絶賛していたシロモノ。こうあっては試さずにはいられぬ。我乍らつくづく物好きだと思う。
作り方の詳細は番組HPを見て頂くとして、酒かすとミリンがあれば簡単にできる。
ミリンを加え電子レンジで加温する
ペースト状にした酒かすにマシュマロを漬け込む
                                           
結論から言うと、食べてみての小生の感想は『確かに味が変わり美味くなる』のはわかるが、そこは全くの別物に変わるわけではない。やはりマシュマロはマシュマロだ。だが、ただやはり何かが微妙に違っている。
7時間後のマシュマロ
表面がだいぶヌメヌメしてきている
マシュマロは単なるフワフワした柔らかいお菓子・安いお菓子だが、それが高級スイーツのようにとまではいかないが、ある程度変身する。表面のぬめりが加わって、甘さに深みがでてくるといった感じか。うま味成分がまとわりついたという感じ。もっと劇的に変わることを期待したが、少々違った。
番組によれば漬けこむのは4~6時間が目安とのことであり、時間は十分置いたのでミリンの量か熱し方かが違ったか?。
どうにもボキャブラリが乏しいので適当な表現ができないのがもどかしいが、単なるマシュマロではなくなることは確か。簡単にできるのでぜひ試してみるべし。

ちなみに『あたりめ(スルメ)』も漬け込んでみた。こちらはだいぶ柔らくなると同時にうま味がぐんと増す。周りに付いた粕と相まって口中には麹の香りがいっぱいに広がる。酒のつまみとしては乾きものそのものを直接食べるよりはよ各段に美味。酒肴としては最高だろう。

こうやってしみじみ味わうと発酵というのは不思議なものだということを実感する。ただ漬けおくだけで風味が美味しくなるように変わるんだから。発酵食品の酒も味噌もそうだが、なんとも奥が深い。しばらくはいろんなものを付け置きして食してみたい。
                                           
珍味作成からブログスタートしたが、今年も『面白そう』や『美味しそう』で、四季折々に各種チャレンジするつもりだ。

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