暖かい冬だ。
この三連休は少しは寒くなるそうだが、それでも記憶にある昔(昭和40年代)の寒さに比べたらまだまだ。
今はなき『大宮一中』に自転車で通っていたころは、現代のような保温性に優れたウィンドブレーカーや使い捨てカイロなど有りようもなく、厚着をしても手袋をしても耳当てをしても、とにかく寒くて大変な真冬の通学だった。
そのような厳しい寒さが続くものだから、冬休みが始まるクリスマス頃には山北側の日の当たらぬため池は、それはそれは立派なスケートリンクに仕上がっていたものだった。
氷が張ってもその日のうちに溶け去るような昨今である。・・・隔世の感がある。
さて、残された『冬』はどうなることやら。去年のように桜が咲いてから降る雪もあるのだろうか。
今年も蝋梅が花を付けている。この辺りではもっと後になってから咲く花なのだが。
この花には、冬の真っ青な空とピンと張り詰めた冷たい空気が一番似合う。
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