2015年6月1日月曜日

ヒメヤママユ

なんとも見事な黄緑蛍光色の毛並みである。
(この写真だとあまり感じられないが目映いほどの蛍光色である)
背景が黒いとより鮮やかさが際立つ。
きれいに切りそろえたような毛も特徴的だ。
大きさはおよそ7~8cm。毛虫の中では大きな部類だろう。
いきなり出会うと、色と大きさにドキッとする。
これだけ目立つ色や大きさだと、さぞ天敵に見つけられやすいだろうと、要らぬ心配もするが。

シイタケ原木の上にいたヒメヤママユの幼虫
天蚕の一種、ヒメヤママユ(姫山繭)最終の齢期の幼虫である。
次は蛹(さなぎ)になるという段階の麗しい姿だ。
若齢期にはごく普通の毛虫の色・姿だが、何度か脱皮を繰り返してこの姿にたどり着く。
蛾となった成虫というのは、大きな羽に目玉模様がある例のヤツ。粉っぽい羽の蛾だ。
個人的にはまったく好きではない。
繭は薄緑色でなんとも綺麗なのだが(→ 2015/1/29ブログ)。
                    
ヒメヤママユ・・・・・姫山麻由
なんとなくAKB48やらNMB48とかに在籍していそうな名前ではないか。
上の写真のお嬢さん(雌かどうかわからぬが)は、"デビュー"というか飛翔の時が間近だ。

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