2014年10月9日木曜日

ちょっとした花園 ~ユウガギク

夏草もかつての勢いがなくなってきた。
悠然と自然に枯れるに任せている感がある。
ほんのひと月前ほどまでは、刈り払い機で刈っても刈ってもすぐに次の新しい葉や芽が出てきて、ウンザリするほどであったのだが、すでにその勢いはない。
おそらく今年最後の刈り払いとなるであろう草刈りを、暇を見つけては行っている。

ちょうどいま栗林や果樹園の周囲には、いわゆる『野菊』が咲きそろっている。
毎年、この花の刈り取りを避けているので、自然に株が増えてきた。
いまではちょっとしたお花畑の趣きがある。


この白い野菊の正式名称は、(たぶんではあるが)ユウガギクという。
漢字では優雅菊ではなく『柚香菊』と書く。
字の通り、この草はユズの香りがするという(薄っぺらいネット知識で、実際には確認していない)。

ただ、ミツバチたちにとっても大切な蜜源となっているようであり、これはこれでまた嬉しい。
よく観察すると、この花にはミツバチが頻繁に近寄ってくる
ピンクのイヌタデと一緒に咲き揃う姿は乙なもので、まったくもって刈り払うのが惜しい。

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