2017年2月7日火曜日

2017年度 巣箱設置開始本格化

 全くの勘で根拠などないのだが、今年の春は早いような気がしている。敢えて言えば田舎の野外で肌で感じとっている『気』とでも言おうか。それはいつも見ている梅の開花状況であったり、山野の木々の芽の膨らみ方だったり、水鳥の飛来状況だったり、あるいは霜柱ができた畑の状況だったりの、「全体的な感じ」である。どうにも2月としてはいつもより季節が若干進んでいるような気がしているのだ。(実際の常陸大宮のアメダス観測データではどうだか知らぬ)
 このよう皮膚感覚というのは、人類が生きてゆく上で大切な「本能的にリスクを感じ取る基本機能部分」に通じていると考えているので、当たらずとも遠からずではないかと密かに思っている。
 そこでだ。そうなるとミツバチの季節も早まることが十分考えられるので、捕獲用巣箱の設置も急がねばならぬ。準備してある巣箱は今年は80箱ほどあり、これを設置するだけでも大変なので、先週から設置許可を頂けた家から順番に設置を開始している。今日も1カ所設置した。

 今日は我が家から西に山一つ越えた北塩子地区の神社周辺がその場所。やや高台にあり、東と南側が畑になっていて開けている。ここは狙っていた場所のひとつ。昨年末に神主Yさんから、神社の森周辺への巣箱設置許可を頂いた。下見は十分してあったので、理想的な場所と確信した6カ所に巣箱を設置してまわった。
神社の森の東端。林の間には社殿が見える。
北側と西側は杉林だ。

社殿の一段下の南斜面。目印となる大きなカシ樹がある。
日当たりも水はけも眺めも申し分ない

社殿西側の南斜面の中腹。後ろの梅の木は咲き始めている
例年、いずれの巣箱も『理想的な場所だし入居は間違いなし!』と自信をもって設置して回っているのだが、あいにくと結果は入居率は2割弱に留まる。おそらくまたその轍を踏むことになるが、今年はばらまく数が多いので少しは捕獲数は増えるに違いないと思っている。またそうあって欲しい。あとひと月の間に残り30箱を設置する予定でいる。まだまだ慌ただしい日が続きそうだ。

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