2017年2月18日土曜日

ロマネスコ

珍しい野菜が手に入った。「ロマネスコ」という。
個性的な形状が特徴のロマネスコ
まだ日本では生産量も僅かで知名度が低いため、一般のスーパーで見かけることはまずないようだ。とにかく不思議な形をしている。ブロッコリーやカリフラワーに似ているが、小さな花蕾のツブツブが螺旋状になって巻貝のようになり三角錐になっている。その三角錐のまとまりがさらに螺旋状になって一つの塊になっている。どこを見ても皆同じ形でちょっとした小宇宙。全体から先の先っぽまで実に見事に同じ形状が続いている。
フラクタルな状態(=そのものの一部をどんな大きさで切っても拡大してみれば全体の形と同じである)がなんとも神秘的。

分類上はカリフラワーと同じ淡色野菜に分類されるそうだ(ブロッコリーは緑黄色野菜)。収穫時期は冬で11月下~2月上旬。2017/1/19付の日本農業新聞で大きく紹介されている。JA埼玉ひびきやJA相模原市で栽培が盛んで、JA農産物直売所に並べられているとのことだ。この野菜、メジャー昇格まではしばらく時間はかかりそうだ。
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なかなか手に入らないので仕方ないが、クックパドでも290しかレシピ投稿がない。今回はガーリック・ベーコン炒めで食べてみた。食感はブロッコリーやカリフラワーと同じで、コリッとした歯触りで、少しの苦味がある。特別に変わった味・食感ではないが、間違いなくフォトジェニックな食材だ。
オリーブオイルでおろしにんにくを炒め、そこにベーコンを入れて少し炒める。
一口大にしたロマネスコとお湯を少々入れて、蓋をして3分ほど蒸す。
蓋を取り水分を飛ばしたら、塩、胡椒とマヨネーズで味付け。
ちょっとイタリアンっぽい。酒のツマミに良いかも。
見た目が綺麗で、ヘルシーなひと品。

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