(常陸大宮市内では目にすることはなく、工業団地の土手に会社名の植え込みがある程度だ)
下の画像(いずれもGoogleのストリートビューから)のように、大子町立生瀬(なませ)小学校や大子町立大子西中学校などがその代表だ。
生瀬小 一辺7~8mはありそうな巨大文字だ さすがに混み入った『瀬』の字はカタカナになっている |
大子西中 よく手入れされている土手文字だ。一文字4~5mはありそうな感じだ |
一つのアピールであり遠くからでも目立つように、とのことだろうが、いずれの文字もかなり大きい。
急な斜面の植栽の手入れ、下草刈り・・・・。土手文字の維持管理は楽ではない。
先生方のご苦労が目に見えるようだ。つい同情してしまう。
一方で、大子町の下野宮には『税』という巨大な文字が山の斜面にある。
学校も会社も工場も何もない場所で、ごく普通の山の斜面にその不思議な文字はある。
注意していないと見過ごすだろう。
場所はここ(→大子町下野宮)だが、直近のストリートビュー画像では、夕陽のきつい時間帯の撮影で文字が確認できない。
航空写真(Google Earth)でも『税』の文字は確認できない。
(→追記: 現在見ることができるGoogleの航空写真では、よーく目を凝らして見るとうっすらと『金』らしい文字が確認できる。税の前は金だったらしい)
この山の斜面の文字もなかなかの大きさだ。一辺は10m程はあろうか。
前掲の学校の文字などよりも格段に大きい。
きっと制作主には何か熱いものがあるに違いない。どうしても道行く人に『税』の文字で(以前は『金』という文字で)訴えたい何かが。。
その半端でないパッションが巨大文字を作らせたか・・。
作業量は大変なもの。(作ったのが家族持ちの男性と仮定して)こんなものに付き合う奥様・家族はいないだろうし、恐らく孤独な作業だったのではないかなぁ。
それにしても、何故に『税』なのだろう? 以前の『金』からなぜ文字を代えたのだろう?
そもそも金はMoneyなのかGoldなのか?
Google Earthの拡大画像 (右に90度回転すると)『金』らしい文字が見える。 |
『税』は遠くから見ても実に端正に整っている。払いや跳ねの部分がしっかりとしている。
制作主は書道がお上手な方なのだろうか?
全体のバランスはどうやって整えたのだろうか? 設計図は作ったのだろうか?
植栽したのは何の木なのだろう? いや、『税』の字になるように周りの雑草を刈りこんだだけなのかもしれない。だとしても、なかなか上から俯瞰した姿をイメージできるだけのすごいスキルをもった人でないとできない芸当だなぁ。 ・・・?・・・・?・・・・・・??????
つい目にしてしまったため、車を運転しながら、しばらくあれこれ考えをめぐらしてしまった。
もしかしたら、これが制作主の狙いかもしれぬ。只者ではないな、これは。
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