この雪が、何度か繰り返され春めく。
毎日外に出て、これ以上ないであろう豊かな自然に接していると、確実に季節の空気が変わりつつあることを五感で感じる。
紅葉が終わり休眠期に入った頃に木を切り倒し、そのままの状態で約3か月乾燥させた。
その幹の部分を『玉切り』と呼ぶ、長さ1m程度の長さにに切り揃える作業を少しずつ続けている。
あまりに木の太い幹部分を使うと、重たくて今後の作業に支障をきたすことは、昨年の同じ作業で経験済みである。
今年は学習効果を発揮し、直径10センチ程度のものとした。
山から切り出してきたシイタケ原木用の木 |
数が揃い次第、ドリルで穴開けだ。
以降、菌の種の打ち込み→仮伏せ・・と作業に移る。
シイタケ(森290)は、本来今年の秋からの発芽予定であるものの、一部の原木からは秋頃から小さなシイタケが芽が出た。
シイタケは夏を2回経てから発芽とのことであったので、やや意外であった。
ただ、悲しいかな寒さと乾燥のためにそれ以後大きく成長できず、小さな頭はカチンカチンに固くなって育っていない。
これらの原木に確実にシイタケ菌が回っている証しであり、これはこれで大変満足している。
きっとこの春過ぎから、気温・湿度が高まると大きく育つのだろう。
これらの(機械化が図れない)木の切り出しやら運搬、切断は、肉体的には負担となる作業である。
だが、あれやこれやシイタケの収穫とその味覚を想像しながらだと、はなはだ愉しいのである。
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