2012年4月7日土曜日

ミツバチ捕獲に再挑戦

ミツバチの養蜂に昨年から挑戦している。
・   2011/03/09 ブログ
・   2011/04/19ブログ

ハチの捕獲からの挑戦である。

まずは巣箱の手作りから始め、屋外に2台設置してみたものの、昨年は結局巣箱に入ることも無く失敗に終わった。

日本ミツバチの好む臭いを出す『キンリョウヘン』という蘭の花があるが、これを買い求め、巣箱の近くに置いてミツバチを呼び集めたものの、巣箱の中にまではミツバチを誘導できなかった。
そうこうしているうちに、この蘭の花の季節が終わり、ミツバチも集まらなくなってしまった。

         

この蘭をこの1年大切に手入れしてきた。
家の中で冬を越させ、日当りの良い場所に置いた。
枯らしてしまう訳にはいかないのである。
この蘭、決して安くないシロモノであることもあるのだが、なによりも昨年のリベンジ、ミツバチ捕獲のために必要不可欠なアイテムだからだ。

手入れの甲斐あってか、今年もまた花芽が幾つも出てきた。
あと少しで再び屋外に並べられるはずだ。
キンリョウヘンの花芽
         

ミツバチの飛び回る季節がまた巡ってきた。
今年こそと密かに期待している。
自家製ハチミツを作るという野望は膨らむ一方だ。

2012年4月6日金曜日

野菜無人販売所 春の彩り

昨日(4/5)、ここ3ヶ月休んでいた野菜無人販売所を再開した。
寒さ厳しき間は出品するほどの野菜も根菜もないため、思い切って長期休業に入ってしまっていた。
幸いに、我が販売所が開いておらずとも生活に困る人はいない。
つまりは、あまり当てにされていないのであるが、ちょっと寂しいような、また救われるような、妙な気持ちである。

         

再開したと言ってもまだ並べるものには限界がある。
暖かくなってやっと葉っぱに元気が出てきたホウレンソウと、まだ芽が出続けているフキノトウ、そして昨年秋にポットに球根を植え付けし、ビニールハウス内で育てたムスカリとチューリップの花たちを試験的に並べてみた。
野菜こそ少ないものの、店頭には黄色やピンクの花々が並んだ。
ちなみに販売所の周囲は、大量の菜の花が今まさに咲かんとしてしている。
これらの花がみなちょうど良い頃合いになっている。

いつもの『朝採り野菜』と『産地直送野菜』の幟を立てると、野菜購入の常連客であるご近所のおばさま達が数名近寄ってきてくれて、世間話にも花を咲かせ、いくつか花を購入してくれた。

         

この近辺ではまだ寒い日も多くあるため、露地植えのムスカリやチューリップはまだまだ蕾だ。
フラワーショップの如くに、いち早く咲かせたピンクや黄色やブルーの春の彩りの花を並べられ、幾つかでも買い求めてもらえるとやはり嬉しい。

この花が、きっとあのおばさまたちの家の部屋に飾られ、あるいは庭に植えられ、見る家族を和ませ、ちょっとだけでも幸せな気分にさせてくれているに違いない。
明るい色の花は人を幸福な気持ちにしてくれたり、元気を与えてくれるから不思議だ。

無粋で粗末な無人販売所ではあるが、こうやって人が集い話に花が咲くと、不思議とここだけ特別な春が到来した感じがする。

ちなみに、試しとして8鉢用意したチューリップは夕方の閉店までには完売。
20鉢用意したムスカリは数鉢が残ったもののほとんど売れ、大好評だった。

2012年4月5日木曜日

長ネギを植える

冬、鍋物の季節に不可欠な野菜のひとつに『ネギ』がある。
秋冬どりのものは、ちょうど今頃から来月にかけてが定植のタイミングだ。

ホームセンターや園芸ショップの野菜苗コーナーには、ネギ苗が大量に並んでいる。
苗床に種を播いて育てても良いのであるが、なかなか思うように育たないため、苗が比較的廉価で販売されていることもあり、これらを買い求めている。

特に今年は、懇意にお付き合いいただいている東京・新宿にある中華料理店グループのオーナーから長ネギの栽培依頼があったため、大量に苗を買い込んで育てることになった。

この中華料理店のような大量の需要者に対しては、安定して供給するだけの体力も技術も、そして自慢ではないが根性もないので、本来はお断りするところではあるが、提供するにあたっての条件が当方にとってかなり好都合のものをご提示いただいたため、お引き受けすることとなった。

         

下仁田ネギ、ホワイトスター、長倉一本ネギの3種類の苗が手に入ったため、これらを植え付けた。

長ネギは、主たる食用部分の白い部分(葉鞘・ようしょう)を長くするために、植え付け時からテクニックが必要で手間が掛かる。

まず溝を深く掘り、苗を立てかけるように置く。
( ⇨ 植え付けたすぐ後のネギ苗は根が呼吸のために大量の空気を必要とするので、土を被せるのは最小限度にして、根が空気を吸収し易いようにするのである)
これから以降の成長にあわせて、土を寄せて被せてゆく。
こうすることで土の中の白い部分をできるだけ長く作り出す訳だ。
つまりは光を当てないようにして、人為的に白い部分を作るのである。
収穫までに投下する労働量も大きく、かつ栽培に長期間かかる、いわば労働集約型の芸術品の野菜でもある。

このような約50本の束にして販売されている。
太さは径1cmほど、長さは20cm程度だ

畝は深さ20cmほどの深さ。
苗は立てかけて、倒れない程度に土を掛ける。
成長にあわせてこの溝に土を入れ、最後には土盛りして白い部分を延ばして行く。
         

当然ながら、自家消費も考えている。
個人的には、刻んだネギを味噌汁に入れるのと、納豆に入れてかき混ぜ白いご飯に掛けて食べるのが大変好きだ。
(・・・タレだけを加えて混ぜて食べる納豆とは別物に昇華すると考えている。これは比類なき美味い味だと思うのだが、いままで賛同者がいないのがとても悲しい)

本来の食べ物の味を引き立て、味を際立たせる最高の薬味、The・ネギである。

2012年4月4日水曜日

春の嵐 その後

まさに『爆弾低気圧』と呼ばれるだけのことはあった、大変な嵐だった。
今日も天気こそ良かったものの、風は1日中強く吹き荒れた。

県内各地でもビニールハウスの損壊やら住宅の屋根が飛ばされたやら、多大な被害を被ったニュースが伝えられている。
まったく気の毒としか言いようが無い。

         

かく言う我が家においても『被害』が出た。
ニュースになった方とは較べるのも申し訳ない程度であるが、いまが盛りと咲き誇っている梅の老木の枝が無惨にも途中で折れている、というよりも無理矢理引き裂かれたのだ。
今朝発見した。
幹から引き裂かれ、剥がれ落ちている
今がまさに盛りの梅の花である
あと少し後であれば花も終わっていただろうに
結構な太さ、径20cmはあろうかという枝である。
これが無理矢理に剥がされ落ちた感じだ。
老木のため幹が多少は傷んで弱っていたとしても、水平近くに枝が伸びていたとしても、今回の風が如何に凄かったかがわかる。

         

枝が下の道を塞いだため、急いでチェーンソーで切り刻んで後片付けをすることに。
落ちた枝にも7〜8分咲きの梅花がびっしり。

この後片付け、図らずも梅の香を堪能しての作業となった。


水郡線の列車は今日も遅れが出ているようだ

2012年4月3日火曜日

春の嵐

今日は急速に発達した低気圧が移動しているせいで、全国的に大荒れとなった。
茨城北部でも午後から雨が降り出して、夜には暴風雨となっている。

低気圧が『急速に発達』するというのは、そこに寒気と暖気の気温の著しい差があり、それを解消しようとする自然現象だ。
この低気圧もまた長く伸びる寒冷前線を伴っている。
まだ一部に続いている冬の寒さと南からの春の温かい空気がせめぎあう局面で起こる、春ならではのことだ。つまりは『春ゆえの嵐』。
せっかく咲き始めた関東南部のサクラも、災難なことであろう。

毎年この時期にはあることではあるが、この現象だけに留まらず最近の気象現象は極端な(つまりは程度が激しい)ことが多い気がする。
昨年夏の暑さ、今年の冬の寒さ、のことだ。
有る程度の振幅は自然の摂理ではあるが、かくもしばしば起こるということは、地球全体が病んで悲鳴を上げているような気がしないでもない。

なにしろお天道様のご機嫌に左右される、自然相手の農業である。
今年は異常気象でないことを願っている。

         

ということで今夕は、暴風雨関連のニュースが多かった。
JR水郡線は非電化であるので、この強風による送電線への影響による運休というのはないのであるが、那珂川を渡る鉄橋部分が横風が危険なのであろう、水戸〜下菅谷間で運転見合わせになってしまった。
いやはや、迷惑度は台風並みの『春の嵐』である。


















         

風雨が強まる前の午前中に、シイタケ種菌を原木に駒打ち込む作業を行った。
やっと日中の平均気温も上がってきたので、キノコの菌の活動も活発になる良い時期である。
長さを1mに切り揃えた原木に、電動ドリルで穴を穿ち種駒を打ち込む作業だ。
今年もまた森290のシイタケと
アラゲキクラゲの原木を作った
電動ドリルを使うと
快適なテンポで穴を穿たれる
このあと、これらの原木を横にして積み重ね稲藁を乗せたっぷりと撒水。
その上から全体にシートを被せ適度な湿度と温度を維持し、原木全体に菌が蔓延するまで寝かせておく(仮伏せという)。
湿度が高くなる6月ごろに取り出し林の中に並べる予定だ。
こうして来年の秋からのシイタケ発生をひたすら待つ気の長い作業である。

昨年にこの作業を行った原木からは、僅かずつだがシイタケが既に穫れ始めている。
自然と共に有る実感。なんともいえない豊かな生活がある。
楽しい。

2012年3月27日火曜日

風評被害と『絆』

福島第一原発事故から1年以上が経過した。
放射性物質による農作物への汚染への懸念が人々の念頭から離れないでいる。

それぞれの作物について放射線量検査体制はかなりのレベルで整備され、かつ放射線量が高い作物は流通に乗らないような仕組みも十分にできているが、である。
目に見えぬ『放射線』に対する恐怖はわからぬではない。
が、どこまで行っても信じられぬという不幸な心配禍に陥っているのではないかと思う。
東北各地の瓦礫処理が進まぬのもまた然りである。
なので大手Y新聞の時事川柳に、『おお絆、お前は瓦礫に弱いんだ』などど詠まれる始末だ。

         

福島県に限らず、広く東北各地、関東北部の産物までがあらぬ風評被害にあえいでいる。
昨日のテレビでは、東京・高円寺の商店街主催のイベントでは福島から避難している方たちを招き、福島産食材をアピールしていた映像を見た
(あわせて一緒に阿波踊りを踊っている姿も)。

参加した東京の人たちは福島産の食材でできたものを食べながら『おいしい』と言う。
そして『ぜひ(これからも購入して)支援したい』とも。
みな嘘ではないのだろう。
全国各地でこうしたスポット的努力が続けられてはいるが、なかなかいったん染み付いた不安を払しょくするのは難しい。
今日このイベントに参加し『おいしい』と話していた東京の若いご夫婦も、明日にはスーパーで並んだ福島産の野菜に手を伸ばすかどうかは疑わしい。

         

悲しいかな、われわれは大量の放射性物質がばらまかれてしまった現実は直視して受け止めなければならない。
被爆の健康への影響を無視するわけではないが、『自己中心的な恐怖感』で必要以上に後ろ向きになってよいのかという思いも強い。
もちろんのことであるが、妊婦や乳幼児、子供などは守られなければならない。
しかし、われわれ成人、とくに高齢者は福島の人たちと同じものを食べるということで、(原子力発電で生み出された電気の上に成り立った)文明社会を享受してきた世代の人間として、ともに責任をとるべき、思っている。

われわれはごく当たり前に福島原発産の『電気』を消費し続けてきた。
まぎれもない事実だ。
電気がどこでどのようにして生産されているのかなどはまったく念頭になかったのではないか。
それはそれで仕方ない。
ただ、このような事態になった以上、これからは違う。
であるから、いまこの日本が置かれている状況を理解しながら、自分の生き方を変える・社会の在り方を見つめる、それらをせずに安全なものだけを求めるというのは、いくら高いお金を払ったとしてもエゴイズムである、と思う。
いままでふんだんにこの原発電気を消費し、便利で快適な生活を享受しておきながら、いざ事故が起ってしまうとこの地域を差別するというのでは、あれだけ騒いだ『絆』なる言葉がなんとも陳腐に聞こえてしまう。
単に福島の方々だけに、このあまりにも過酷な現実を押しつけてはいけない。

         

おそらく、福島県内の小売店では福島産の農産物を多く販売しているのだろうと思う。
当然ながら、福島の子供たちはそれらを食べて生活しているはずだ。
他地域でも同じようにすべきとは思わないが、原発事故近くの子供たちがそのような状況に置かれていることを知っていながら、自分はそれを逃れられるというのは利己主義ではないのか。
ともに心を痛め行動を起こすということが、真の意味での『絆』ではないのかな。

福島近くの茨城の田舎にいて、農に関わりを持つ身として、そう思う。
毎日が妙に歯がゆい。
一時間に一本ほどしか列車が来ないJR水郡線玉川村駅構内。
その時以外は周囲も静かな里山風景だ。
この穏やかな風景も放射生物質の影響からは逃れられない

2012年3月23日金曜日

金スマ

ここしばらく、金スマ(TBSテレビ)で『ひとり農業』コーナーの登場がない。
冬の季節は、わが家と同じように畑では野菜らしい野菜も作れていないのだろうし、田んぼもこれと言って良い映像になるようなモノが無いのだろうと思う。

         

先日、市内の小瀬地区方面に行ったついでに、比較的近くにある『ひとり農業』の場所に足を伸ばし回ってみた。
渡辺ヘルムート直道氏の建築中のご自宅は、まだ外側の足場が掛かったままで、建築作業が続けられていた。まだ完成までにはしばらく掛かりそうな気配だ。

家の前の庭、というか畑には2匹のヤギがノンビリと戯れていた。
この風景の山の木々もあと少しで、微笑む。
まだ周囲は足場に囲まれている
         

この周辺でも、田植えの準備の最初の段階、稲籾からの苗起こしは、間もなく始まるはずだ。
今年も、もうすぐ忙しい季節が始まる。