2026年8月4日火曜日

2026年 初めての採蜜

 もう十数年二ホンミツバチの飼育をやっているのだが、いまだこれで満足だぁという充足感を得たことがない。

別に望みが高すぎるわけではないと思うのだが、なかなか思うようにいかないことが多すぎて、常に未充足感に苛まれている。春の分蜂捕獲が順調でも謎の逃去が続いたり、スズメバチの襲来で群れが全滅したり、冬の寒さに耐えきれずに消滅したり。いつもいつもこの連続である。だがこれが二ホンミツバチ飼育の常であり、面白さの源泉でもあるという事実。やめられないでいる理由だ。そして、年に数回の数少ない採蜜の機会。この作業はたまらなく楽しい。

先日、越冬群の5段まで伸びた巣箱の蜜を採った。昨年夏の暑さに耐え、秋のスズメバチ攻撃に耐え、寒さと花の無い厳しい冬に耐えた群れの、貴重な貯蜜だ。

整然と並んだ巣がなんとも美しい。蜜もたっぷりと溜まっている。糖度も80度を超えて申し分ない。


お待たせしている多数の希望者さまへ少しずつだがお分けできそうだ。

「はちみつ」を通じた人の輪が確実に広がっている。

2026年5月8日金曜日

一芯二葉  和紅茶

5月2日の 八十八夜を過ぎ、野にも山にも若葉が繁る時季。田植えも真っ盛りだ。

昭和40年代の頃は田植えが終わった後には茶摘み作業が行われていた。茶葉の成長は速いのでタイミングを逃さない様に、近所の人たち(主に女性たち)が集まって集中的に摘み、その家が終わると次の家の茶摘みを皆ですると言う、いわば地域相互扶助システムが機能していた。

だがもうこのようなこともしなくなって久しく、この何十年も茶摘みは行われていない。お茶は買って飲む時代になった。役目を終えた感があるお茶の木は、毎年適当に刈り込んでいるだけだが未だに健在でしっかりと新芽を付けている。

先日、奥久慈茶の里公園で『和紅茶』の作り方の話を聞く機会があった。性分であろうか、我が家のこの茶の葉で試してみようというと思いが頭をもたげてきた。簡単な和紅茶の作り方の手順書を頂けた 。(発酵させるための)時間こそかかるものの専用の設備は必要ないようだ。

と言うわけで、今日は茶摘みをした。あくまでお試しなのでほんの少しだけの茶摘みだ




①収穫 → ②萎凋(いちょう)--しおらせる工程 → ③揉捻(じゅうねん)--葉を揉む →   ④発酵 →  ⑤乾燥(火入れ)    →  ⑥成熟  という工程を試してゆく予定。これ以上の楽しみはない。

一芯二葉の茶葉を摘みながら、半世紀前、今は亡き父母たちがどんな気持ちで、この風景の中で茶摘み作業をしていたのかを想った。ウグイスの鳴き声とともに、心地よい風が頬を撫でていった。

2026年1月30日金曜日

西金の菜の花



やっと早咲きの梅が咲きだした。日差しも心なしか強くなってきた。とはいえまだまだ寒風が身に堪えるザ・冬だ。

先日、西金地区でニホンミツバチを飼っている蜂仲間を訪ねてきた。西金はここ常陸大宮より北に位置している急峻な山に囲まれた集落だ。平地が少なく畑も少ない。一見するとミツバチ飼育には適さないような感じがするが、何年もの間、同一の群が越冬して安定して良質なハチミツの採取が出来ているとのことだ。

人間の目ではこれといった蜜源の花は見当たらないのだが、ミツバチはちゃんと訪花しているようだ。これだけ長いことやっていてもまだまだミツバチの生態の理解と観察が足りない。ニホンミツバチの生態は実に奥が深い。

常陸大宮よりは菜の花の開花は遅そうに思える環境の西金地区だが、道端にはすでに黄色い花がたくさん咲いていた。特に陽当たりが良いとか(西金地区全体、東西に高い山が迫っていて日照時間は短いはずだ)、何かしらきちんと手入れをしているような場所ではない。ミツバチはちゃんとこのような場所をいくつも見つけているのだろう。

あるいは菜の花の種類が違っているのかもしれない。早咲きの菜の花というのがあるのかはわからないが、時期が来たらこの花の種子をいただいて我が家の周囲に蒔いてみようと思う。

さて、当地の菜の花開花はまだ先だが、咲き出した梅にミツバチ達は通っている。楽しみしかないミツバチシーズンがまたまもなく始まる。一足早くココロはウキウキしている。

2026年1月15日木曜日

カイガラ山探訪

 玉川村駅の周辺には高低差20~40mほどの比較的なだらかな里山が広がっている。

かつては(この「なだらかさ」が魅力的だったのかもしれないが)こぞってゴルフ場が造成され、この地はゴルフ場銀座になった。時代は変わりコースの一部には太陽光パネルの敷き詰められた。場外からはほとんど目にすることができないが、黒々としたパネルの波は時代に翻弄された地方のちょっと悲しい姿である。きっとこの太陽光パネル群もいつか手入れもされず放置されて荒れた風景になるかも知れぬ、などふと考える。

幸いにも玉川村駅の真東の一帯はその開発の波にのまれずに、そのままの状態である。この一帯に隣接して東側には私有地に複雑に入り組んだ国有林があるためゴルフ場化が免れたのだろう。今、雑木を切って明るい林を作り、桜の樹を植え、散策路を整備して楽しめているのもそのおかげだ。

その国有林は玉川村駅の東、最も近い場所で直線距離700mほどのところにあり、南北に長く広がっている。南端は富士フィルムオプティクス社の南側辺りで、瑞穂牧場へ繋がる道路までとなっている。国有林の看板も立っている。

さて、本題。

この国有林の中に「カイガラ山」と皆が呼ぶ場所がある。無論、通称であるが、その名の通りカイガラ=貝の化石が出土する岩山部分がある。かつてはこの山の一帯は温暖な浅い海であった証拠である。玉川小学校からも歩いて行ける場所であることから先生に連れられてクラスの皆で行った記憶がある。同じ経験を持つ方も多かろう。

久しぶりに現地を訪ねてみた。藪をかき分け進むと懐かしい岩山があった。周りの木々が大きくなっていて子どもの頃の記憶に残る周囲の風景とは違っていたが、露わになっている岩山はそのままだ。




そのうち、懐かしい記憶を持っている方々と皆で歩きたいものだ。こうやって山に入ることで山も保全され、素晴らしい価値ある地元の資産になる。


2025年12月31日水曜日

日立の山の上にあるもの

 常陸大宮市のたいていの場所から、東側に見える日立の「高鈴山」とそれにつながる峰々。。

高鈴山の山頂には縦長の煙突状の構築物があり、その姿をはっきりと見て取れる。白いから余計に目立つ。昔から当たり前にそこにあって煙突状のものであることと、場所が日立鉱山のある山ということ、さらには排煙による公害があった云々のわずかな歴史的知識も相まって、長いことこれがその日立鉱山(日鉱)の大煙突であると信じ込んでいた。

そうではないことを知ったのは1993年に煙突が倒壊してニュースになり、その関連記事を読ったときだった。まったく別の場所に「日立の煙突」があったという事実・ずっと間違って信じ込んでいたということが恥ずかしくもあり、愕然としたことをいまも記憶している。

山頂の施設はメインとなる「高鈴山雨量観測所」の白い塔状の建物で、その他東京電力の無線中継所などいくつかの電波関係の施設が併設されている。


これが遠くからも見える白い塔の正体

この施設がある山頂までは車で行くことができる。舗装された道ではある。車でいけるのだがあまりお勧めはしない。

というのは、途中の「かみすわ山荘」までは無難な道でありアクセスは容易に感じられるが、その先は車の行き違いができない細い道路となっている。しかも両側から藪が迫っており車体は否応なく擦られる。当然細かな傷がつくので覚悟が必要である。道には大小の落石もあったり、倒木があったりでかなりの冒険トライブとなる。すぐ横の路肩の崖に注意を払いつつ、あわせて車体に付く傷も気にしつつ、対向車が来ないことを祈りながら先を急ぐ運転というものは精神的によいものでは決してない。車に細かな傷を厭う方、運転に不安があり心配性な向きはやめておくに限る。

ということなのだが、長年思いつつもなかなか果たせなかった現地訪問の夢を果たせて、ひとつ気持ちの整理がついた。つまらないことだが自分の中では大きな決着を見た出来事である。次回は本物の「日鉱煙突」と記念館を訪ねてみようと思う。

よき一年であった。ではまた来年。。

2025年12月11日木曜日

葉が落ちて見えたもの

師走の寒風が落ち葉を転がしている。
キレイに色付いて目を楽しませてくれたモミジもすっかり葉が落ちて、繊細な枝が冬枯れの様。
葉が付いている時には気が付かなかったが、木の上部に何やら丸い塊。
バレーボールほどの大きさだ。



そう、スズメバチの巣だ。
この寒さですでに空の巣のようだ。
ここまで大きくなっているということは作られてから長い時間かかっている。
ここは墓へ続く道で、お盆の時期には木のすぐ脇をけっこう人の行き来があったが、誰も気が付かなかったようだ。
何より人的被害が出ていないことが良かった。

こんな自然環境だからスズメバチリスクはゼロにすることはしょせん無理。
適度に共存して行くしかないようだ。

・・・・とはいえクワバラクワバラ。

2025年11月28日金曜日

秋の里山散策会

せっかく山をキレイに・明るく・歩きやすいように・頂上からの眺めが良いようにしたのだから、この景色をみなに知ってもらいたいとずっと考えていた。ただその具体化のノウハウがないために、ごく少人数の知人だけにしか案内できずにいて、その限られた人にしか素晴らしさを共有してもらえずにいた。

今回CAFE Ma.Minとのコラボ企画で6回にわたって秋の里山散策会が開催され、多数の方が山に入られた。ちょうど紅葉が見ごろということもあり、加えて天気も良かったこともあって参加者は皆さん里山歩きを十分堪能されたようだ。

歩きやすい小径が整備されている里山というものはそうあるものではない。案内人と散策マップが付いているのであるから、なおさらご満足いただけたのだろう。


眼下に広がる里山風景の中を水郡線の列車が通過するのを眺められるように時間を意図的に合わせたのも良かったようだ。

今回は秋の紅葉シーズンで彩り豊かな里山散策会だったが、モノトーンの真冬やヤマザクラの咲く季節、あるいは連休頃の新緑の頃、真夏の蝉時雨が降り注ぐ深緑の頃(この時期はヘビの心配がある)などにも計画したいと思う。それぞれの時期で違った素敵な顔を見せてくれる里山である。


こんなに人が来てくださり、素晴らしいを連発してもらえると今までの苦労が報われた感があ、ますます内容充実に気合が入る。

里山はちゃんと手を入れて大切にメンテナンスすると、なんとも暖かくて、ここに生きる人たちに精神的な安定感を与えてくれる存在になるということだ。昔は煮炊きをする燃料の供給源であったし、有機堆肥のもとになる落ち葉の供給源であった里山は、ミッションを変えながらもこうやって我々に豊かな恵み、ある種の精神的な癒しを与えてくれている。

冬の間に薪ストーブで使う薪の備蓄を確保しなければならない時期でもある。さてと・・チェーンソーを手入れしようか。

2025年11月13日木曜日

なんとまあ都会的でオシャレな味

街のコーヒーショップで見掛けた焼き芋ドリンクのポスターに興味を惹かれ頼んでみた。

焼きいも豆乳ラテ。


焼き芋の中身を豆乳で合わせて、ホイップクリームを乗せて黒ゴマ・クラッシュした芋けんぴをトッピングしたもの。甘さは芋本来の甘さにカラメルソースのようだ。甘すぎずちょうどいいストライクゾーン。カリカリの芋けんぴの食感もたいそう良い 。単なるカフェ・オ・レよりはお値段が張るが価値はあるだろう。

寒い季節には、この芋の甘さにほっこりするに違いない。

いやあー、かの「さつまいも」を素材にしたスイーツやらドリンクがこんなレベルにまで進化しているのに改めてビックリだ。

昔、子供の頃に食べていた単なる蒸したさつまいもとは別物だし、だいたいこのようなドリンクにすることなど想像さえ出来なかった。それがなんとまぁオシャレで美味しく(品種改良も含めて)ここまで改良・改善されてきたことか。昔のさつまいもや乾燥芋を実体験している我が身としてはただただ驚きだ。

全国各地で開催されている「お芋博」やら「焼き芋フェス」が大盛況なのも理解できる。まだまだ可能性を秘めたさつまいも。興味は尽きない。

2025年11月8日土曜日

今年最後の採蜜

先日、今年最後の(・・になるであろうと思う)はちみつ採取を実施した。
今年5月の入居群で、女王蜂がパワフルらしく蜂数も多くて勢いがあるため、巣の伸びが順調で、スズメバチの来襲にも耐えた。
天板を外して糖度を測ると予想以上の80度。さっそく最上段を切り離し採蜜した。



ザルにネットを被せて自然落下による「垂れ蜜」の方法をとっているため、気温が下がってくると蜜が垂れにくくなる。という事で今シーズン最後の採蜜作業となる。

今年のミツバチシーズンは分蜂群の捕獲が例年になく少なく気を揉んだ。10月には2群をスズメバチ被害で失ったものの、どうにか10群が元気に冬を迎える。
今回の巣箱はそのひとつだ。2段目にもたっぷり蜜は溜まっている。来年もまた楽しませてくれる群だ。

はちみつの在庫も底をついたいま、貴重な蜜となる。予約いただいている方々にやっとお渡しできそうだ。

2025年10月20日月曜日

大型土木機械の威力

近所の古いお宅で、お屋敷回りの樹木の伐採工事が始まった。

広大な敷地には建物を中心に、竹林をはじめ幹回り6~7mはあろうかという大銀杏が数本、ヒノキ多数、築山の庭のツツジやツバキ、その他多数の果樹がある何百年も続く農家だ。

もう手入れができないということで、これらをすべて伐採・伐根するという。

この作業はまさに「工事」と呼ぶにふさわしいもの。初めて目にする大型土木機械が数台が搬入され唸り声をあげた。するとあれよあれよという間に木々をなぎ倒し粉砕してゆく。昔ながらの、まずは切り倒し、枝を払い、運べるように細切れにして・・・などという作業ではない。これらの作業を仮に人力だけでやっていたらおそらく何か月(あるいは何年)もかかるであろう。威力をまざまざと見せつけられた現場だ。孟宗竹の密集する林もこの大型機械にかかれば、上からチッパーのボックスを被せ、降ろしてくると粉々のチップになって見る影もなくなり、しまいには竹の地下茎程度の深さであれば容易に地中の根まで粉々にできる。まさにおそるべき粉砕マシン。ほんの数十秒の作業でとにかく圧巻である。

自然災害の復旧などにも大活躍する大型重機たちである。少子化・高齢化が進んでとにかく作業する若い実働人員が確保できない時代。ますます必要とされるのは間違いない。

ほんの数日で、あっというまに更地同然になってしまった。さっぱりしたのは間違いないが、昔から馴染んできたイチョウや竹林がなくなり見える風景がまったく新しくて、まだ戸惑っている。

2025年10月7日火曜日

2025年秋の里山散策会のお知らせ

ここ数年、近くの里山をキレイにして誰もが散策できるような歩道を整備してきた。
季節もだいぶ良い時分になってきたので、この散策歩道を紹介がてら、みなさんとともに歩きたいと思う。

以下の通り【秋の里山散策会】のご案内を差し上げたい。
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🍂秋の里山散策会 — 自然とふれあうひととき —

徐々に赤や黄色に染まる広葉樹。秋の澄んだ空気と透き通った青空。
足もとに広がる落ち葉の絨毯。野鳥のさえずりも聞こえてくる明るい里山の歩道。
玉川村駅のすぐ近くの緩やかな起伏の山間の遊歩道です。
里山をゆっくり歩きながら、秋の気配・自然の息づかいを感じてみましょう。
季節の植物や生きものの話をまじえながらスタッフがご案内します。

自然の中で深呼吸。きっと心が整う時間になることでしょう。

開催日  2025年10月25日(土) ・26日(日)・27日(月) の3回
時間   午前10時~12時
散策場所 JR水郡線・玉川村駅の東側に広がる里山
     緩やかな起伏の山間コース 約2kmの行程
集合   玉川村駅前のCafe Ma.Min駐車場
                       午前9時45分集合(歩いて現地へ移動)
参加申込 不要
その他  靴はスニーカーや運動靴を推奨
     少雨決行
     散策MAP(下図)はCafe Ma.Minに置いてあります




2025年10月3日金曜日

これもまた現実 スズメバチ被害

ミツバチ巣箱のスズメバチ被害を少しでも減らそうと対策をしているが、タイミングの問題もあってなかなか思い通りにならない。

youtube→→  2025年10月 スズメバチ被害

営巣中の巣箱を順番に廻り、ネットで覆ったり入口に金網を張ったりしているが、間に合わなかった巣箱はご覧のような状態になる。


悔やまれるが仕方ない。この巣箱は9月中旬に入居したものだ。おそらくどこか近くて営巣していたものが逃去してきたのだろうと思う。やっと2段目に巣が届いたばかりだった。スズメバチ被害に遭い逃げて来た可能性も高い。だとしたらあまりにも酷い可哀想な群れではないか。だがこれも自然界の現実だ。

2025年9月30日火曜日

当たり年

柿に限らず今年はろいろな果実が当たり年のようだ。我が家でも栗・柿・ポポー・プラム・ブルーベリーと、それぞれのシーズンで各種生り物は実に良く実をつけた。ただしクルミだけは全く実をつけなかったのだが、これはここ数年たくさん取れすぎたのでしばしの休息の年なのではないかと思う。

巣箱を置いてある某所の柿は枝が折れるくらいに実をつけてる。所有者の方がこの柿を収穫したのを見たことががない。屋敷が広くて他にもたくさん柿の木があるからだろうと思う。それにしても見事な柿の実のりだ。


この柿に限らず、果実が実をつけるための受粉はその大半をミツバチ類が担ってる。いまスズメバチシーズンでミツバチにとっては辛い時期だが健気に蜜と花粉を運び続けている。そして時折襲ってくるスズメバチに対しては集団で威嚇したりしている。

あとすこし頑張ってくれたら蜜をとれる巣箱だ。養蜂という名目をかさにして「蜜の略奪強盗」を働く人間はスズメバチ以上に極悪ではある。なのでいつも感謝しながら手を合わせてごめんなぁとつぶやきながら採蜜している小心者のミツバチ飼いである。

2025年9月26日金曜日

2025 (いかにも)秋の風景

もち米はうるち米に遅れて稲刈りをする。周囲の田んぼでまだ稲が黄色く色付いたままであれば、おそらくはもち米の田んぼであろう(或いは飼料米という可能性もある)。そのもち米もあと少しで刈り取り時期を迎える。いまは田んぼが彩りを放つ最終段階。

真っ赤な彼岸花が畦に咲き揃い、田んぼは脱穀を待つ天日干し稲と刈り取りを待つもち米。真っ青な秋晴れに乾いた空気。いい風景だ。

今年は「西塩子の回り舞台」が行われる年だ。あと一カ月に迫って、舞台装置や建物の組み立て設営が大詰めを迎えている。会場からほど近くにミツバチ巣箱を置いているため、良く見える。今年は巣箱見廻りの際に設営の進み具合をもチェックしている。

地元小学校の児童たちもこの舞台に立ち、演目を演じるので、練習に余念がないと聞く。彼らにとってまさに晴れ舞台だ。当日の天気も清々しい秋晴れであって欲しい。

2025年9月19日金曜日

2025年 栗・ポポー

どうにか今年の稲刈りも終わりの目処が付いた。気候と田んぼのコンディションはまずまずであった(連日の異常な暑さを除く)。

今年は例年になく稲が倒伏した場所が多くて、稲刈り機を使えずやむ無く手刈りを強いられた。負担感は2倍から3倍といったところか。

最初に刈り取りした稲は来週には脱穀をするタイミングとなる。天候さえ良ければ10月上旬には一連の農事が終わる。

暑さに苦労した大変なこの稲刈り作業期間だが、気がつくと彼岸が近づいていて、栗と「ポポー」が落果し出している。成りはいいようだ。


あっと言う間に10月。あゝ、3/4が終わってしまうわ。



2025年9月3日水曜日

2025 酷暑の中の稲刈り

当地では例年どおり9月に入るとすぐに稲刈りの時期となり、周囲でも一斉に稲刈りを始めた。我が家でも昨日から始まった。

まだまだ真夏の日差しが照り付け酷暑の日々だが、稲の穂は確実に垂れてたわわに実り、収穫の秋を実感する。今年の出来は良いほうではないかと思う。

稲刈り作業は天候に左右される。田んぼが適度に乾いていて、天候が良いと気持ちよく作業が進むのだが、雨か続いて田んぼがぬかるんだり、稲穂が倒伏したりしていると(肌感覚からするとだが)10倍は苦労する。台風の接近も予想されているので、倒伏した場所から刈取りを進めている。

このように雨の予報が出ているような状況では(暑かろうが、疲れていようが)できる限り作業を前に進めておきたい。こんな気ばかり焦ってモヤモヤするというのは、一次産業従事者ならばよく理解できるはずだ。

稲の天日干し用の脚や竿を格納しておく簡易建物

次々と刈り取られてゆく稲ではあるが、老朽化した稲刈り機の調子に気を揉みながらの作業だ。あとはひたすら・黙々と束を竿に掛ける。

まだまだ熱い日が続く。

2025年8月23日土曜日

ハロウィンお化けカボチャ

真夏の真っ最中だが、ハロウィンお化けカボチャが着実に大きく育ってきている。


しばらく見に行っていない間にビックリするくらい大きくなって、色も例のオレンジ色になってきている。カボチャの株の周囲は草だらけで、けっして良い環境とは言い難いが、カボチャの強靭な生命力・繁茂力で弦を伸ばし葉を広げてここまで育った。



ことしは土に接している下の部分が腐ってはいないようだ。どうにか美形のまま収穫できそうな気配。あっぱれ。

まだ茎部分は緑色が濃いので、収穫せずにいましばらくこのまま畑に置いておくことにする。

収穫できた暁には今年も市内の保育園にお届けする予定だ。園児も、職員の方も毎年楽しみにしてくれている。喜ぶひとたちの笑顔が一番のモチベーションだ。


2025年8月15日金曜日

大文字

お盆がやってきた。
京都の大文字送り火が8月16日に開催されることに合わせて、今年も山斜面に「大文字」を作ってみた。

少々手抜きだが、「大」の文字に見えるはずだ。

先方は精霊を送るための歴史ある伝統行事だが、当方もある意味で趣旨を同じくしている。16日にはそのような気持ちで眺めて頂いたら幸いだ。

京都と違っているのは、お盆が過ぎてもこのLEDライトの「大」はそのまま引き続き暗闇に浮かび上がっていて、「大」が常陸大宮の大の意味合いになるってことだ。

2025年8月4日月曜日

第2回公開はちみつ採取会開催のお知らせ

ニホンミツバチの越冬群のうちの一箱で、巣が5段めにかかり始めた。この箱を率いる女王蜂の系譜は生殖能力が高いのだろうと思う。これだけの勢いがある群れだと分蜂は何度か起こっているはずで、つど女王蜂は入れ替わっている。にもかかわらず群れの勢いが決して衰えずこうしているのは、女王蜂が優れた能力(産卵能力)を有しているからだろう。

暑い最中ではあるが、この巣箱の採蜜をすることにした。前回7月に続いて公開して関心のある方々にご覧いただく予定だ。

○実施日時  2025年8月20日(水)   10時~12時 (集合10時)

○集合場所  JR水郡線玉川村駅前のCAFE Ma.Min駐車場

○採蜜会場  近隣の蜂場(徒歩で移動)

○その他   小雨決行 炎暑酷暑猛暑でも催行

       汚れても良い靴、服装のこと

       熱中症予防は各自で

夏休み中のお子さまにもぜひ来ていただきたいと思う。何よりも自分たちの生活する地元で採れる産品の、その実態を自分の眼で見て実体験することで、魅力や素晴らしさを感じ取れる。日々の生活では今すぐに直接役立つものではないが、将来大人になって、特に外から田舎を見ることかあった時、ジワジワと見学した意味が分かるかも知れない。郷土愛や地元を大切にするココロは、時間は掛かるがこのような経験を積み重ねていくことで育まれるのではないかなと思うのだが如何?




2025年8月1日金曜日

早や8月

早いもので2025年の折り返しは当に過ぎ8月に入ってしまった。田んぼの稲は出穂時期を終え稲穂が垂れ始まり、あとひと月もすれば稲刈りが始まる。暑さのせいでどうにも実感が湧かない。


近年は6月から従来の夏のような暑い日が始まり、ここしばらくは36度が珍しくなくなっている(行ったことは無いが赤道直下の国はこんな感じの気候なのかも知れない)。作物の生育にだって影響が無いわけはない。コシヒカリも斯様な高温期が連日続けば実のなり具合もおかしくなる。品種改良は気候変動に追いつかないのだろう。

確たる証拠や実数値があるわけでないが、今年のミツバチの分蜂時期の捕獲実績が過去最低だったことも何かしらの異変の兆候かも知れない。こういったことは後になってから「そう言えばあの時、◯◯だった」となる事が多い。杞憂であって欲しいものだ。

草刈りで汗だくになりながら、ボーッとした頭で考えることはこんな事くらいだ。