収穫は例年より一週間程早くなりそうで9月はじめ頃から刈り取りができそうな感じだ。なので、稲刈りの段取りを始めた。
まずは田んぼ周辺の草刈り作業。
前回の草刈りは半月前だが、既に足首がすっかり隠れるほど雑草が伸びている。周囲をキレイにしスッキリとしておかないと稲刈り作業の効率がずいぶんと悪くなる。
このような地道で時間がかかる(そして体力勝負の)作業が多いのが水稲栽培だ。
ただ、今日のように晴れていて、爽やかな風が吹き抜ける日の野外作業はたいそう気分が良いのも事実。眼前の稲穂の波は豊かな実りを実感させ、ココロは穏やかになる。よくわからぬがただ八百万の神に感謝だ。
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一方で、谷津田ではイノシシが田んぼの中で転げまわって楽しんだらしく、稲がグチャグチャにされている。四方八方に倒され稲の刈り取りはもはや不可能な状況にある。
半年にわたるわれわれの日々の苦労が、たった一晩のイノシシの蛮行で無に帰する。
なんとも凄惨な現場を目の当たりにし、ただただ脱力感、無力感。
まだ被害にあっていない未倒伏部分をた守りたいとの思いで、赤い光が点滅するLEDライトをホームセンターで買い求め設置した。
決して安くはない投資で、どれだけの効果があるかも未知数だが、これ以上の被害を目にしたくないという一念。そしてこのグチャグチャにされたことで受ける精神的ダメージを少しでも癒したいという気持ちだ。効果を期待したい。
それにしても憎たらしいイノシシだ。
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