2016年7月7日木曜日

トウモロコシの茹で方論

旬で、良い食材は如何様にして食べても美味しい。
だがせっかく食べるのならば、素材のもつうま味を最大限引き出して食べたほうがよいに決まっている。

いま美味い物の代表のトウモロコシ。
茹で方については諸説あるようだが、最後のひと皮を残して茹でるべし、とする方法が多い。クックパドではこの方法が多く掲載されている。
塩を入れて茹でるか否か、もある。これは人それぞれの好みだろう。

伊勢丹新宿店の青果専属シェフが勧める茹で方をたまたま読んだ。
『シェフ直伝、甘さを引き出すポイントは3つ。「たったこれだけ!?」という小さなコツですが、仕上がりの違いは歴然。まずはだまされたと思って、試してみてください!』とある。

トウモロコシに含まれる糖化酵素(トウモロコシ粒中のデンプンを糖に変える酵素)が60度で一番活性化することを知れば、このシェフの方法が一番科学的合理性があることがわかるだろう。60度あたりを長い時間維持して茹でるのだが、湯を沸騰させないことが肝。
だまされたと思って、やってみてはいかが?

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