2016年7月16日土曜日

カブトムシ

今年は、プルーンが結実したものの、軒並み害虫被害に会い落果してしまっている。
かろうじて枝に残っている赤く色づいたものでも、採ってみるとが虫に穴があけられていて腐り始めていることが多い。
こうなると残念ではあるが、みなさまにご提供できるような品質ではなくなり、収穫は諦めるしかない。
例年にない酷い現象で戸惑っている。
やはり消毒・防虫剤を散布しないといけないのか・・。『無農薬』でそのまま安心して食べられることを売りにしてきているだけに悩むところだ。
哀しき落果の数々
人間にとっては魅力がなくなった果実だが、カブトムシにとっては最高のゴチソウ。
完全に腐ってしまい表皮が白く変色しているような(発酵しているかもしれない)実こそ、彼らにとっては最高の味にちがいない。
今年もプラムとプルーンの樹にはカブトムシやらカナブンやら蛾やらがたくさん寄ってきている。
このカブトムシは一日中この実にしがみついて離れず、じっとしている。至福の時間なのだろう。
しがみつくカブトムシ
この時期には付近のJAの直売所や道の駅では、籠に入れてクワガタ・カブトムシを販売している。
次の写真はJAの直売所で販売されている大子町産のミヤマクワガタで800円ほど。
野生の昆虫なのか飼育したものかは不明だが、立派なものでうっとりする。
こんな昆虫が(ほんとうは自然の山のなかに)たくさんいたら嬉しい。


来年、もう少し本気を出してカブトムシやクワガタを探して捕獲すれば、販売できるのではないかと思う。それだけの環境はあるわけだし、否、もっともっと面白くするためには飼育という手もある。
ミツバチと同様にこれらの生き物も奥は深そうだ。生態から勉強してみよう。

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