2015年4月27日月曜日

稲苗の生育状況

今日はいきなりの夏日。
常陸大宮の最高気温は26.7℃(アメダス記録)である。
これでもたいそう暑いと思うのだが、気象庁の記録では4月の最高高温のトップ記録は、2005/4/29に29.8℃を記録しているそうだ。
かれこれ10年も前なので忘れてしまったが、かなり暑かったらしい。

田植えの前準備として、田んぼの畔の草刈りと、代掻きを行っている。
今年は水不足はあまり心配しなくてよいので気持ちは楽だ。
ということで、田植え準備は順調に進んでいる。

肝心の苗もスクスクと育っている。
5月の連休スタートに合わせて田植えが始められそうだ。
ビニールハウス内の苗箱
水やりと温度管理を一か月間続けた

コシヒカリの苗
田植えのスケジュールに合わせて
短か過ぎず、伸び過ぎず、に調整する
我が家では苗は自宅で播種し育てているが、植えられる状態に育った苗を農協から購入する農家も多い。
ほぼ一か月にわたる育苗管理は、それなりに面倒で気が抜けないのである意味仕方ないと思う。
ただ、稲苗は値段が一枚あたり800円~900円程度と、決して安くはない。
米価が驚くほど下がっている昨今だが、苗の値段は変わらない(むしろ消費税分は確実にアップしている)。
米は、作れば作るほど持ち出しが多くなる。複雑な思いだ。
これでは稲作を継続しようというモチベーションは下がる一方。

このあたりに多い零細農家は、稲作の何に意義を見出すのであろうか。
田んぼの耕作を放棄する(=稲作を止める)『大義名分』を探している農家も多いに違いない。
そんな気がする。

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