2015年4月24日金曜日

代掻き

今年も代掻きを始めた。
また忙しい時季が到来する。


カラスは人間の作業を実によく見ている
代掻きの場には、カラスが必ずといってよいほど飛来する。
たんぼの土と水がかき回されることによって、ドジョウやらカエルやらが水面近くに出てきて、餌が見つけやすいのだろう。
すぐ側をトラクターが進んでもなかなか逃げないし、いったん場を離れてもすぐに舞い戻る。
なかなか賢い奴らだ。奴らも生きることに一生懸命だ。
                                                      
代掻きが終わった田んぼは泥が落ち着くまでしばらくはそっとしておく。
これからこの里山周辺にも、鏡面のようなきれいな水面が一気に増えてゆく。

 
柔らかい広葉樹の濃淡ある緑の新芽に覆われた里山が、笑っている。

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