2022年4月27日水曜日

豚熱

近畿・中部地域から関東北部にかけて野生イノシシがかかる伝染病『豚熱(豚コレラ)』の感染が広がっているという。茨城県でも確認されているようだ。

2018年以降の豚熱発生状況
(農林水産省HPより)

この病気により野生イノシシが減って、イノシシ被害に悩まされて続けてきた農家(むろん我が家もだ)からは歓迎する声も上がっている、と新聞報道があった(2022/4/19 読売新聞)。

我が家周辺でも、確かにほぼ一年くらい前から被害はもちろん足跡さえ見かけなくなっている。もしかしたら茨城北西部の常陸大宮市でも既に流行っていて、個体数が減少しているのではないかな、と確信するような状況だ。新聞報道のように、肉を当て込んでいた業界は苦戦を強いられるし、中長期的にみると狩猟者の減少にもつながりかねず、狩猟技術の継承ができないなど、この問題は一面的に良し悪しをつけられない。(まずは自分が置かれている立場を第一に考えるのでそれぞれの立場の声は当然である。中山間地域の小規模農家が多いこの周辺では、とにかく獣害が減ったことの安堵の声は実に多く耳にする。ジビエブームやらの心配の声も、狩猟技術継承やらの心配の声も、まずはこの里山で安心して農業生産活動ができてからの話であろうとみんな思っているようだ)

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ミツバチのためにと、数年前に休耕田にレンゲの種をまいてレンゲ畑を作った。その年は見事な花畑になったものの、その後イノシシに壊滅的に掘り起こされ荒らされ、ほとんど花が出なくなってしまった。種が落ちる前にとにかく「グチャグチャ」・「デコボコ」にされたのである。まるでトラクターで丁寧に耕したみたいだ、あるいはそれ以上だな、と周囲から言われたものだ。

そんなレンゲ畑も、数年かかって少しずつ回復してきた。

このレンゲ畑回復時期が図らずもイノシシ出没が劇的に減少した時期と符合している。


近くの巣箱から盛んにミツバチが訪花している

レンゲが咲き乱れミツバチが飛び交う風景とは実に良いものだ。そして畑の夏野菜の苗が被害にあうこともなく安心していられる。田植えが済んだ田んぼの中を歩き回られることもないし、田んぼの畔を破壊されることもない。イノシシがいないだけで当たり前のこんな小さな幸せが日々嚙み締められている。・・狭隘なココロの小市民はただただ己のことだけを考えている。

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