2022年3月17日木曜日

再びの大地震と地震計

昨夜(3/16)の深夜、まさかの大地震。また来たか、とあの11年前の揺れとその後の大変だった日常が頭をよぎった人も多かったに違いない。当地は震度5弱ではあったが、やはり真夜中の大地震は怖い。一夜明けて周囲を確認して回った。幸いに被害らしい被害は無くて一安心。積み上げて並べてあった薪が崩れて落ちたのと、仏壇の位牌が傾いていた事くらいだった。

ニュースでは福島や宮城の被害の模様を伝えている。東北新幹線の脱線や高速道路の亀裂など、やはり地震とは恐ろしいパワーで襲い掛かる。ややもすると平和ボケしてちょっと忘れかけてきた東日本大地震のあの恐怖。まだまだだ安心出来ない。ゆめゆめ忘れることなきようにしたいと自戒した出来事だった。

JR水郡線玉川村駅構内に設置されている地震計は11年前の地震を機に設置されたものだ。ここで太平洋側で起こった地震のP波を少しでも早く検知し、東北新幹線の指令所に情報を送って零点零何秒でも速く新幹線を緊急停止させるためのものと聞く。昨夜もP波を検知し立派に機能したに違いない。

人知れず草むらのなかにひっそりと佇む地震計の建物。こんなひと目につかない地味な仕組みの数々が、我々が当たり前としている何事もない日常生活を確実に・ひっそりと支えている。感動的でもある。そして感謝だ。

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