2020年9月5日土曜日

2020年 稲刈り始まる

今年の稲刈りが始まった。
例年通りのバインダーによる刈り取り、オダ掛け天日干しだ。

今年は田んぼが理想的に乾いていて快適な状況での作業となった。ただし暑さを除いてだが。
周りの田んぼでも今週に入って一気に稲刈りが進んだ。関東では台風の影響はとりあえず無いのが幸いだ。
ヘトヘトになりながら一日がどうにか無事に終わった。発泡酒が五臓六腑に染み渡る、なんとも充実した今宵である。貨幣価値には変えられないこの充実度はここならではの宝物だろう。
◇  ◇  ◇  ◇
今日刈り取り作業した田んぼの西隣の田んぼは、長い間耕作をしていない「耕作放棄地」となっている。萱・蒲・ススキ・セイタカアワダチソウ・葛などの、耕作放棄地にしばしばみられる野草が生い茂っている。最近の話だが、ここに黄色のマーカーテープが付いた棒が立てられた。おそらく太陽光パネルが敷き詰められるのだろう。その作業に先立って境界の目印ではないかと思う。

我が家にも郵便が届いているのだが、荒れた耕作放棄地を丁寧に公図で調べ上げて、太陽光パネルの設置を勧める手紙がいろんな家に届いているようだ。
おそらく、高齢でもうその農地で農業を続ける意思がない場合など、太陽光パネルの斡旋業者の話に心動かされるのだろう。
この近所でもちょっとした畑地などにパネルが敷き詰められていることろがかなり増えて、昔ながらの田舎の風景がだいぶ変わってきた。
この我が家隣の田んぼも来年にはソーラーパネルが敷き詰められるに違いない。
ということは、この風景も今年で見納めかもしれない。

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