2020年8月9日日曜日

ブルーベリーが熟しています

梅雨明けしたとたんに猛暑日が続いている。これまで日照不足で熟すのが遅れていたブルーベリーが、ここ一週間で一気に熟し始まった。

この美味しい味の実を野鳥たちが見過ごすはずはなく、毎日ピーピー騒ぎながら実を啄んでいる。もう追い払っても無駄なので諦めている。われわれ人間も収穫作業に余念がないのだが、なかなかそう採りきれるものではない。もはや鳥への施しということで納得するしかない。

御承知の通り、ブルーベリーというのは房状に実が付くもののバラバラに熟す。そのため一粒ずつ熟した濃紺の実を手で収穫する。なのでたいそう手間がかかるのが難点だ。しばしば熟していない緑色の実まで取れてしまうため、あとで選り分ける作業が必要となる。ブドウのように熟したとなれば房ごと取れればどれだけ効率的かと思う。

今日も5キロ程収穫した。これらは選別作業の後に1キログラムごとに袋詰めして冷凍保存する(このためにと言って良いが、大型冷凍庫を一昨年購入した)。こうしておけば、後日ジャムにするもよし、マフィンに入れて焼いてもよし。如何様にもなる。今後のちみつの収穫量次第だが、この冷凍ブルーベリーを使って大人気の「ブルーベリーコンフィチュール」を製造販売する予定でいる。

だが、せっかくの旬の実りである。収穫しながら生のまま口に放り込んでモグモグして夏の味覚をしっかりと堪能もしている。ささやかだが贅沢な生活ではないかしらん。

かような何もない田舎ではあるが、食べものを自給できる豊かさが当たり前にある。多少の世の中の混乱があっても確実に生き延びられる自信がある。それに(会社勤めのような会社の規則や先例やら、上司の指示などがなく)自分の思う通りにやれる自由な生活である。と考えれば、一番タフであって、かつクリエイティブで、リッチな暮らしと思うが、如何に。

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