ミツバチは蜜蝋(の匂い)をたいそう好むので、ミツバチを捕獲する(巣箱に呼び込む)ための重要なアイテムだ。
未入居巣箱に塗り付けて『ここに巣箱があるぞぉ』と気付かせて、捕獲のチャンスを増やすのである。小生も来月始めには蜜蝋を塗り付けて回る予定だ。
巣くず くずとは言うもののたっぷり蜜を含んでいる |
小分けして袋に入れて煮る |
今年の蜜蝋は約2キロほど採れた。今回は巣くずが多かったことからだが、ちゃんとハチミツを採集した巣くずもあるのだが、逃げられて仕方なく巣を取り外したものも多くて、結果的にこれだけの蜜蝋を作ることができた。逃げられた巣でもこうやってその後にちゃんと役立つ。ミツバチの作るものには捨てるものがほとんど無い。完全リサイクルの素晴らしい姿だ。
ロウ成分が冷えて固まる さっそくミツバチが寄り付く |
まだミツバチは本格活動時期ではないが、作業している場所近くの巣箱からミツバチが盛んに近寄ってくる。この蜜蝋の臭いはタマラナイようだ。
追い払っても追い払っても近寄ってくる。じゃれているようでなんともカワイイ。。
今までは巣くずから蜜蝋を煮出す方式だったが、今年の夏には太陽光熱での蜜蝋作りにしようと考えている。夏のビニールハウス内で高温によって蝋を溶け出させてみようと思う。『Plein soleil Ⅱ型』(プランソレイユ Ⅱ型=太陽がいっぱいⅡ型)である。
細かな仕組みはいま思案中である。
直径23cm・厚さ1cmほどの円盤で重さ約400g これが5枚作れた |
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