2014年6月7日土曜日

玉川はちみつ熟成中 ~ 現在糖度83.9%

『玉川はちみつ』は順調に熟成しつつある。
         
今日、ニホンミツバチの巣箱の屋根を外し、天板の隙間から割り箸を差し込んでサンプルチェック用のハチミツを少量失敬した。

屋根の部分を外し、天板を露出させた状態
色はほんのりとレモンイエローが入った、ほぼ透明である。
これからもっと糖度が上がってくると薄い紅茶のような色へと変化するのだろう。
蜜の状態はネットリとしているが程よく流動性がある状態。トロ~りと垂れ落ちる。

さっそく糖度計で計ってみると、83.9(%)の数字が出た。

糖度の計測は扉を閉めて行うのだが
分かりやすくするため扉を開けて写真を撮った
一昨年の9月1日に採蜜した巣は、今年のものとほぼ同じ時期(4月末頃)に巣を作り始めている。丸々4か月経過していた2年前の糖度は、天板に付いたハチミツで89.3%、垂れ蜜(巣から垂れ落ちるに任せて集めた蜜で、瓶詰めする段階のハチミツ)で90.7%だった。
               2012/9/1ブログ
今回の計測は、まだ2カ月ちょっとの巣だ。一昨年よりほぼ2カ月ほど早い段階でこの数字である。これからさらに熟成(糖度アップ)が進むはずだから、十分に満足できる数字ではないかなと思う。
ハチミツと表示できるのは糖度78%以上・・・・(社)全国はちみつ公正取引協議会の定めるはちみつ類の表示に関する公正競争規約による・・・であるから、既に十分なハチミツとなっている。

当然のごとく、割りばしの先端に付いたハチミツを嘗めて食してみた。
ピントが合っていないが、割り箸の先から垂れ落ちそうになっているハチミツである。
このあと糖度計に少量だけ垂らし、すぐさま割り箸を口に入れた・・・
何ともいえぬ上品なハチミツの味と香りが口いっぱいに広がった。正直、いままで口にしたハチミツのなかで一番美味しいと感じた。
よしよし。うんうん。大変結構である。満足である。
         
巣箱内部の様子も確認したが、順調に伸びてきている。
既に4段目の中央部に差し掛かってきていて巣落ち防止の十字棒が隠れるほどになっている。早めに継ぎ足しておいてよかった。
手前の姿が全部見える十字は5段目。
その奥の4段目の十字は半分隠れた。
(6/7撮影)
『玉川はちみつ』、いよいよ営業開始、である。

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