2012年6月8日金曜日

ミツバチ 巣箱の中の様子(1ヶ月目)

ミツバチが巣箱に入ったのを確認してから、ほぼ一月が経過した。
毎日、朝昼夕、そこを通り過ぎる都度、(いやわざわざ見に行くととこもしばしばだが)、じっとミツバチたちの出入りを観察し、そして巣箱に耳を近づけては内部の羽音を確認している。
確かな音に着実に巣作りが進んでいることが分かり安心する。

そして、何と表現したらよいのだろう、こうやって毎日関心をもって接していると、蜜やら花粉を集めて健気に飛び交う小さな彼らが、愛おしく感じられて仕方ない。

            

そろそろ落ち着いてきて多少の振動などの刺激があっても大丈夫だろうと考え、いよいよ今日は、巣箱底部の底板を開けて、下に溜まったゴミの掃除と内部の確認をしてみた。

網がついた帽子を頭からかぶり、長袖のシャツを着て、両手には手袋という完全武装で底板を引き出した。
4段構成の巣箱。
上部には雨よけのトタン板と重しのコンクリートを載せている。
白いパン屑状の粉がたくさん付いていた。
引き出した板にもミツバチが止まっている。
突然の作業に驚いたハチたちがあたりを飛び回っている。
さて、箱内部の確認である。
板を外した底から、箱の上部に向かってコンパクトデジタルカメラを向けて撮影してみた。
箱の下から上を写したもの。
ハチが巨大な塊を作って巣を取り囲んでいる。
隙間から白く見えるのが巣本体で、5~6枚あるようだ。
この巣箱は4段構成である。十字に組んだ巣の落下防止棒はそれぞれの箱(段)に設置してある。
この写真から確認できたのは、下から3つ目の落下防止棒がほぼ隠れるくらい巣が作られている(成長してきている)ということ。
つまりは、この一カ月で上から2段めの巣箱まで巣が出来上がっているということだ。

(注)日本ミツバチの巣は、天井部分から下に向かって舌状に垂れさがるように作られ、下に下にと延びる。
はたして何匹いるのだろうか。
これだけが羽を動かしているのだから外まで音が聞こえるのも無理はない。
これだけの数のミツバチが、さも勝手に動いているように見えるが、何かしらのコントロールのもとであの整然とした綺麗な六角形の巣を作り上げてゆくのである。
不思議でならない。

            

この分で行くと、秋には最下段まで巣の先が延びそうだ。
とすれば蜂蜜採取ができるのではないかと密かにほくそ笑んでしまう。

となると、いろいろ採蜜方法やら道具やらを研究しないといけない。
ちなみにYouTubeではこの類の映像も各種アップされていてとても参考になる。

・  参考 →YuoTube 日本蜜蜂の採蜜 完全版

            

一方で、長ネギを作付けした畑の草取りを兼ねて、第一回目の土寄せをした。
この程度の面積でも、手作業での除草・土寄せはなかなか手ごわい。
雑草が畝の間を埋め尽くす。
左Before    右After
小さかった苗ネギも成長し、ネギ坊主をつけているのも多い。
ネギ坊主の間にしゃがんで除草していると、ミツバチが頻繁にネギ坊主に止まるのに気付かされる。


作業の手を休め、しばし彼らの動きを眺める。
どこのミツバチかは知らないが、『がんばれ』と声援を送った。

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