ミツバチ巣箱を置かせてただいている方の畑の傍らで初めて目にした花がある。その植物は「春ウコン」。
![]() |
草むらの中にあるピンクの花が「春ウコン」 後方のビワの樹下に巣箱を置かせてもらっている |
桃色の花びら(ほんとうは花びらではないらしい)が地面近くにいくつも出ている。何度もこの場所を通り過ぎているがまったく気か付かずにいた。低い位置に咲いているので緑の雑草の中に埋もれていていて気付かれずにいることが多いのだろう。でも花はなんとも可愛らしい。
家の方に伺うと、何十年も前に先代が植えたものらしく、植えてあるのは知っているものの掘って食用にしたことは一度もないとのことだ。たからかいつも刈払機で花の時分に雑草と合わせて刈り取られていたようだ。
秋ウコンの根はカレー粉のターメリックの原料となるようだ。だがこの今の時代、漢方薬としての利用もさることながら個人で秋ウコンの根を食べようとする向きはほとんどいないのではないか。
またひとつ(無用かも知れぬが)知識が増えた。