2025年2月28日金曜日

水郡線 珍しい車輌組み合わせ

水郡線に関するニュースで次のようなものがあった。

毎日注意して観察してはいたが、運行テーブルが分からないのでお目にかからずじまいだ。運行は期間限定の1週間ほどらしいので無理だろう。

毎日漫然と見過ごしている水郡線のカラフルな列車。だが、これはこれで遭遇できたらちょっと嬉しかったな、という小市民だ。

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2025年2月20日木曜日

ミツバチ巣箱 今年もご難

巣箱を見て回ったらこんな巣箱が。


先日の強風の影響で倒れたのかとも思ったが、巣箱に残されたひどいひっかき傷(歯形か?)をみると爪(牙?)が鋭い小動物が巣箱を無理にこじ開けようとして押し倒し、中の蜜を食べ荒らしたものと見える。残念ながらミツバチの姿はない。巣も形をとどめていない。ちよっとした脱力感・・・ORZ。。

まあこんなこともある、仕方ないな、と気を取り直し、清掃して組み立てなおす。
今年の冬はこんな巣箱が例年になく多くて、越冬している群れが4群れまで減ってしまった。
二ホンミツバチはとにかく天敵が多い。かような田舎であればとくに。われわれが講じられる対策にも限度がある。シーズンの最初にたくさん捕獲するしかない。
このはちみつを楽しみに待っておられるリピーターさんのためにも、くじけずに。

2025年2月4日火曜日

杉丸洞巣箱 ご用意しました

今年も分蜂シーズンを前に、手元にある丸洞巣箱5台をお分けすることにした。

全て屋外に置いて実際に使用してきたもの。風雪に晒されたおかげでいい感じに枯れた感じが進んできており、いかにも自然の中にある天然木の洞といった風体になっている。これらのうちいくつかは入居してくれた実績のある丸洞だ。





【仕様詳細】
⚫︎材質       本体:杉    上部板:合板
⚫︎本体高さ     35センチ
⚫︎本体直径     30センチ前後
⚫︎内部洞部の径   20~25センチ前後
⚫︎巣門       縦型(7×80mm前後)
⚫︎重量       5.5kg 〜 6.5kg(上板含む)
⚫︎上板       35センチ×35センチ(洞のサイズに合わせて中央部をくり抜いてある)
●洞内部には蜜蝋を塗布済み

ご希望の方は、オンラインショップ玉川里山はちみつショップ storesからどうぞ。

2025年1月28日火曜日

常陸大宮にある「幸運なまん丸い石」

本来なら地中深く埋もれていて、陽の光を浴びたり人の目に触れることなど決してなかったはずだ。ひょんなことから地中から掘り出され、このような場所に鎮座させられて人目に晒されている。奇跡のような地表への出現の仕方と神秘的にも見えるそのキレイな球体の様ゆえなのだろう。古来より日本人はだいたいこのような出現過程や姿形に神聖なものを感じとるのが常だ。自然崇拝の典型だ。(ひょっとしてしめ縄など掛けられる日が来るかもしれない)

直径70センチほどで、ほぼ完形の球体。案内板には「幸運なまん丸い石」とある。


写真右奥に見えるのが御前山ダム

たいそう人気者になっているようで、わざわざ訪ねてきて(この石の幸運にあやかろうと)撫でてゆく人も多いらしい。常陸大宮市のパワースポットのひとつ・プチ名所として扱ってもよいのではないかな。Google Mapにも表示されるくらいのポイントだ(場所はここ)。

わざわざ来たのだし、なんら撫でることをためらう必要などあるまいて。恥ずかしがることもない。少なくとも撫でたところで損なことはないわね、これで幸運のおこぼれが期待できるのであるから。こんなことは信心が肝要というものだ。

ぜひ近くを通ったら立ち寄ってみたらよい。うっかり見過ごしそうなほどひっそりと道端の竹やぶ前に置かれている。

2025年1月26日日曜日

2025年 ミツバチ仕事始め 転倒巣箱直しから

今年のミツバチシーズンが始まろうとしている。

今使っている一番古い巣箱は2011年2月に製作したものなので、ひび割れたもの、スムシにかじられて穴だらけになった巣箱も多い。新品をまとまって追加補充する時期でもあるようだ。ホームセンターで杉板を購入し、(正確な切断は素人の機材ではとても難しいため)キレイに切断してもらってきた。これからのんびりと巣箱製作を始めようと思う。これはとても楽しい作業なのでまったく苦にならない。

合わせて、いま設置してある巣箱の状況確認に回ってきた。しばらく見回りしてきていないので久しぶりの現地入りだ。山の中腹に置いてある巣箱は完全にひっくり返っていて驚いた。


どれくらい前にひっくり返りこの状態になったのか分からぬ。この間に雨も雪も降ったりもしているが、中の群れは元気だ。おそらく強風にあおられてこのようにひっくり返ったのだろう。巣は一部壊れていたが大半は原型をとどめていて、健気にミツバチたちが固まっている。よくぞ逃げずに残っていてくれたものだ。・・・たいそう胸熱だ。手早く内部の清掃をして、巣箱を元通りに復元してやった。すぐに落ち着いて元通りに。このような手間がかかかる分、余計にカワイイ存在になっている。

かように一年を通じて楽しさを享受させてくれるミツバチたちに、心の中で手を合わせ感謝した。今年もたくさんの捕獲ができるとよい。

2025年1月19日日曜日

瑠璃色の落とし物

カワセミが飛来するため池の傍で、瑠璃色の羽が落ちているのを見つけた。いつも来ているカワセミの落とし物に違いない。

この羽の主だろうか?
今まさに向こうに見えるため池にカワセミが留まっている。
(下の写真)

なんてことはない、ただの野鳥の羽一枚であるものの、何か宝物を見つけたような気分になってしまった。何かいい事あるかも、だ。

今日もいつもと同じように、カワセミは飛来し、竿の先にじっと留まって獲物を狙っている。


草木灰

連日、薪ストーブを焚いている。
薪の消費は相当なものになっている。

ストーブに火を入れる前には、必ず内部に溜まっている「灰」を取り除く必要がある。灰を「十能」で掬って取り出すのだが、慎重にやっても大抵はこぼす。辺りに飛び散り汚れる。慣れてきても完璧には難しい。厄介ではある。

取り出した灰は畑に撒く。これは立派な肥料だ。これら草木灰は酸性土壌をアルカリ性に中和させてくれる機能がある。炭酸カリウムもたくさん含まれている。

日々の排出量はたかが知れているが、ひと冬の間、夏野菜を作る畑に満遍なく散布してゆくとと土壌改良が進むのは確か。

自らを燃き尽くし、人の身体を温め湯を沸かす。更に灰になってからも土に帰りつつ野菜の成長に資する。
役立つ。全く無駄が無いとはこれだろう。あっぱれ。

2025年1月15日水曜日

2025年 寺社詣ス

笠間市にあるこのふたつの寺社は、なかなか訪れる機会がなかった。
年も改まって半月経ち、新年詣でには少し遅くなってしまったが訪ねた。

ふたつの寺社とは、「常陸国出雲大社」と「西念寺」。
これらに関連する人物や由来・事跡は広く知られているもので、日本人では知らぬ人はおそらく少ないだろう。

前者は、島根県にあるあの「出雲大社」の常陸国における関連施設(島根県の出雲大社との関係性やいきさつ、何故常陸国と付いているのか等については、いろいろあって興味深いが長くなるので割愛)。
島根県の本社殿に詣でた人は少ないかも知れぬが、神社名だけは聞いたことがあるだろう。関連して、縁結びの神社だとか、因幡の白兎の話とか、おおくにぬしのみこと(大国主命)とか・・。


16mで6tという、とても大きなしめ縄が掛かっている

・・・余談ながら、島根から見て極東に位置する茨城県。ここの人々は地図上で島根県そのものの正しい位置も自信がない人が多い。そもそも鳥取県と島根県の区別がついていない人も少なくない。まあ、逆も然りで、鳥取・島根には栃木と茨城の位置関係などほぼ関心がない人も多数おられるだろう。

後者は少し説明がいるだろうか。
別名「稲田御坊」というお寺だ。親鸞ゆかりの地で、20年間ほど居住した草庵のあった場所だ。親鸞聖人の頂骨を納めたとされる「親鸞聖人ご頂骨堂」もあることもあり、浄土真宗のひとつの聖地ともなっていると聞く。
関東布教の中心地だったところで、(常陸大宮市東野にある)「法専寺」の開基となった(弁円改め)明法坊にも非常に関わりのある縁の深い場所だ。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
常陸国出雲大社は大変な混雑であった。
一方の稲田御坊・西念寺は本堂参拝・境内散策でも誰一人出会わず、静謐な中でお参りできた。
祈る対象は神仏異なるが、敬虔な祈りはどちらも「家内安全と健康」。
良い年でありますように。。

なにごとの おはしますかは しらねども かたじけなさに なみだこぼるる(西行)