今年は梅は当たり年だ。例年になくたくさん収穫できて梅仕事に精を出した。おおむね他の作物も実がなるものは豊作の様子だ。ただし我が家のクルミだけは様相を異にして、今年は実が全く確認できない完全不作。???である。このような年もまた珍しい。何のせいでこのようなことが起こるのか摩訶不思議。
中世までは自然界の出来事、このような農作物の作況などについては科学的な分析やアプローチなどできなかったであろうから、「神様の思し召し」にちがいないとして処理・納得していたのだろう。科学的な視点を持てるようになった現代の我々でも、今回の事象のような不可解な植物の生態に頭を悩ませている。自然界はなんとも奥が深い。
プラムは数年ぶりに大量に実をつけ、我が家では存分に楽しんだ。それでも処理しきれないほどであるので、各方面におすそ分けして味わってもらった。
生業として果樹栽培をしているわけではないので、出来不出来はまったく問題としていない。気楽なものだ。
なんにせよ、果樹がたくさん実をつけ収穫の喜びを味わえるのは、この地で生活するわれわれの特権である。豊かな大地だ。
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