小さい頃から馴染んできた赤いディーゼル機関車。水郡線で貨物列車を引っ張る赤いディーゼル車がいよいよ完全に引退するらしい。そんなニュースに接した。https://www.jreast.co.jp/press/2023/mito/20240315_mt03.pdf
関東一円の線路のレール下に敷設されている採石は、大半は西金駅に隣接した採石場から掘り出され、専用の車輌に積載し運ばれていったものとのことだ。最近は採石列車はほとんど見ることがなくなったが、かつてはこの赤いディーゼル機関車が十数両も連結した採石列車を力強く引っ張っていたものだ。子供の頃、その勇姿は実にかっこよくみえた(今は別な意味でアメージングだ)。赤いDE10と採石を積んだ黒いホキ800の採石列車は西金工臨としてコアのファンは多い。急峻な山々と久慈川・鉄橋との組み合わせはフォトジェニックだ。
そう言えば、昭和50年代までは朝夕の通勤通学の長い客車はこの赤いディーゼル機関車が牽引していたので、年配の方は馴染みがあるはずだ。
SL蒸気機関車が輸送の主役の座を降りたようにこれも時代の流れで抗えないのだろう。無くなると聞くと寂しくなり残して欲しいとさえ思う。ワガママなものだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿