2023年8月8日火曜日

人工的なモノが無い風景

青々とした田んぼと竹林。なだらかな山々も見える。
この竹林の向こう側は久慈川が流れている。市内で至るところで眼にできる眺めだ。
これは国道118号線の辰口付近から東側の眺めだ。

電柱・送電線・人家・舗装道路など人工的な工作物が一切視界に入らない風景。いい眺めだ。案外このような場所というのはなかなか無いように思う。
最近めっきりテレビではお目にかからなくなったが、時代劇の野外ロケはこのような場所が不可欠で、ここなどは最適だろうななどといつも思いながら車を走らせている。

常陸大宮市は公表されていないだけでドラマロケのひそかな人気地かもしれぬ。以前に放映されたNHK大河ドラマ「真田丸」では爆破や大規模な炎があるシーンがあるため、メインの館のセットは那珂川を望む土砂採掘場が選ばれている。おそらくこの他にも多くの撮影がひっそりとおこなわれているのだろう。茨城県は「いばらきフィルムコミッション」として積極的に茨城県を売り込んでくれている。東京から日帰りできるロケーションというのがコスト面で優位に立つ点だろうし、高い山・低い山・河川・変化にとんだ海岸・広い湖・近現代の歴史的な建築物、などなど、バリエーションに富んだロケ地が揃っている。かなりのニーズに応えらるはずだ。

来年の大河ドラマ「光る君へ」は平安時代の京都、紫式部の話しだとか。
とすれば、京の都の竹林の道を貴族(=紫式部)が乗った牛車が進むシーンなどはこのあたりがロケ地として最適ではあるまいか 。もしかしたらこっそりエキストラ募集もされていて、すでに撮影がなされていたりするのかもしれぬ。
(そうあって欲しいという、強すぎる地元愛故の妄想です) 



 

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